~北へ~(317)46日目④ 博物館 網走監獄Ⅱ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら


博物館網走監獄を見学しております。



この和洋折衷、素敵な建物「庁舎」(明治45年建築・重文)は、刑務所管理部門の
主軸となる建物で、最高責任者の典獄室をはじめ、会議室、総務課、戒護課、
用度課、教育課、作業課の各課に区切られて使用されていました。



中は、北海道の開拓や監獄の歴史がパネルにより解説されてます。
(各部屋も再現。もちろん等身大人形がいます。)

   

興味深い写真と解説で、展示方法も美しかったです。



水色とグレーの外観の庁舎に電気が灯ると網走の人々は、
「最果ての不夜城」と呼んでいたそうです。




先に進むと、旧網走刑務所職員官舎が復元されていました。
(木造平屋、瓦屋根葺きの三軒長屋)



このような官舎が刑務所ないに176戸あったそうです。



拝命されたばかりの職員官舎は、9坪の1DK内風呂なし。

        

通称「看守長屋」と呼ばれていて、明治四十五年に刑務所内に建てられ、
幾度もの改修を経て、昭和五十八年まで使用されていました。



生活風景も再現されてます。




網走監獄は、受刑者が5年かけて全長1,080mの赤煉瓦塀を完成させました。


 通称「通用門」と哨舎
受刑者が塀の外の作業場(農業、養豚場)に出かける時に通るのがこの門。

  
網走刑務所裏門(移築復元)大正8年着工。


 網走刑務所の前方の網走川を利用した水路と物資を出し入れする水門
 (大正十三年建造の水門の再現構造物)




                              つづく