~北へ~(308)45日目② 摩周湖第三展望台・硫黄山(アトサヌプリ)Ⅰ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。

 
             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら


摩周湖第一展望台から第三展望台に移動。



 摩周第三展望台
摩周第一と第三展望台とでは摩周湖の水の色も姿も一変します。正面のカムイヌプリ(摩周岳)は険しい男性的な顔になり、カムイシュ(中島)は間近に望め、世界一の美しい水は絶壁の樹木を映して変化します。
 また、背景は硫黄山、藻琴山、屈斜路湖をはじめ、日本一の屈斜路カルデラを一望にし、ダケカンバなど高山性の樹木が強い季節風に耐えてたくましく林立しています。
 昔は若い女性の間で霧の摩周湖がよく晴れて見えたなら縁談が遠のくといううわさがありますが、これは作り話で、晴れた摩周の第三~第一展望台間を踏破したならきっと幸運を感じます。摩周湖の七色の変化も本物の美しさも味わうものですから。
-弟子屈なび より


 

第一と第三は約4kmしか離れていないのに。



まっ、第一展望台で見れたので良し。先に進みます。



次の目的地は屈斜路湖と思っていましたが、駐車場の人から聞いた
「アトサ/裸ヌプリ/山(硫黄山)」に寄り道することに。



天候回復の兆しか。



山を下りると初めて見る標識がありました。

   

到着です。



噴煙が立ち上り、本家のある那須の殺生石と同じ臭いが。
俗にいう「硫黄臭」ですな。



結構近くまで行く事が出来ます。



ゴウゴウと音を立てて噴き出る煙、まさに活火山。

 

 アトサヌプリとは
標高:508m
構成:成層火山と溶岩ドーム
主な岩石:安山岩、デイサイト
硫黄山はアトサヌプリとも言われています。アイヌ語でアトサ(裸)ヌプリ(山)で裸の山に由来しています。 山の形は溶岩ドーム状で岩がゴツゴツした印象があり、いまも噴煙活動をつづけています。風景的に素晴らしいだけではなく、せっせと内部に硫黄を蓄積しています。 中央部には数百年前に水蒸気爆発を起こした『熊落し』という火口があり、今も大小合わせて1,500ヶ所以上の噴気孔から火山性ガスを含んだ水蒸気が上っています。この火山性ガスには硫黄成分が含まれているため、硫黄山の周囲は硫黄の匂いがします。噴気孔の周辺が黄色なのは硫黄の成分が結晶化したものがついているからです。 硫黄山は、屈斜路カルデラの中でももっとも遅い時期に出来上がったと考えられています。
-川湯エコミュージアムセンター公式Webより




                              つづく