北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
平取町立二風谷アイヌ文化博物館に続き、国道を挟んだ向かいにあります、
「萱野茂二風谷アイヌ資料館」を見学です。
(平取町立二風谷アイヌ文化博物館との割引共通券がありました)


「萱野茂という名前、昔の国会議員(アイヌ系日本人)に居たなぁ」
なんて思っていたら着いちゃいました。

「あなたの家から… ここまで来るのに10万円」の看板を見て妙に納得。
本館の生い立ち
この建物は一九七二年(昭和四七年)、二風谷アイヌ文化資料館として開館、アイヌ民族民具を展示、手狭になったのを契機に展示品の大部分を平取町へ寄贈しました。
現在本館は萱野茂個人所有資料アイヌ民族民具と世界先住民族民具三〇〇〇点を展示してあります。
何はともあれ、萱野茂という一人のアイヌが蒐集制作した物のみで、小さな村に博物館が二館、アイヌ民具と共に歩んだ一人の男の汗の結晶の跡を辿る、この事は生きた教材に値するでありましょう。
本館内での写真撮影自由、アイヌ民具のこと、アイヌ語のこと、アイヌ音声資料のこと、何なりとお問い合わせ下さい。館長在宅の場合は早速お役に立つようにします。
本館の分館的な、平取町立二風谷アイヌ文化博物館も姉妹館として好評を博しつつあり国道の西側の館へ是非お立ち寄り下されますようご案内申し上げます。
本日のご来館、誠にありがとうございました。
萱野茂二風谷アイヌ資料館
館 長 萱 野 茂 -案内板より
手作り感満載で少々不安になりながらも入館。

凄い。その量に圧倒されます。
そのほんの一部だけ。


やはり着物。


よく見ると汚れ(血かな?)があり現実感あります。

アイヌ語の区画。


アイヌのラジオ放送。 聴きたいですなぁ

不思議な木像。


「私は南の島に生まれたコウノトリです」
案内板を読むと千歳空港に停め置きされていたのを館長が連れてきた様です。
外回りを見て、次なる地へ向かいました。


チセなども再現されてます。

二子石
少々、雑然としていますが、使用されていた本物がここにはありました。
コウノトリが居た広い講堂に萱野氏の紹介があり。
あの国会議員本人でした。
つづく