北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
豊浦町をぬけ、一旦海岸線を離れます。

高度が上がると「羊蹄山」が、姿を現しました。

目指すは「洞爺湖」です。

羊蹄山(蝦夷富士)標高1,898m

洞爺湖を見下ろす「サイロ展望台」に到着。

少し霞んでますが、まずまずの眺め。
お約束もありました。

大型バスが着いて、うるさい連中が来たので移動。
湖畔に向かいます。 まったく!何語だよ。

洞爺湖は、東西約11km、南北約9kmのほぼ円形(上から見るとドーナツの
ような形の)の湖で、面積は日本で9番目、カルデラ湖としては屈斜路湖、
支笏湖に次いで日本で3番目です。

アイヌの人々は「キムント(キム・ウン・ト)」(山の湖)と呼んでいました。

湖の中央に浮かぶ4つの島を総称して中島と呼んでおり、現在は無人島で、
エゾシカが多数生息しているそうです。

いのちの樹
樹名 セイヨウハコヤナギ 別名 ポプラ
桟橋横にあるこのポプラの巨木は、湖畔周辺で最も背が高い目立つ樹でしたので、定期船が通っていた当時、船長にとっては灯台のような役割を果たしていたということです。
樹齢120年余り、現存するポプラでは道内最高齢と推測され、幹の周囲が6.6mもあるこの老木は、生命のエネルギーさえ感じさせてくれる、地域住民にとってのシンボルでもあります。
洞爺湖畔の交通手段は、自動車がなかった時代、船は唯一の住民の足としておおいに利用され、明治時代はまきを燃料とする蒸気船、大正に入りますと発動機船へと変わります。
そして戦後、道路が整備され自動車が主体となってきますと、船は次第に利用されなくなり、昭和42年に湖上定期船は姿を消すことになりました。
しかし、これとは別に昭和24年、国立公園指定を契機に洞爺湖は観光地として急速に脚光を浴びることになり、船は観光遊覧船の時代へと大きく変わっていくことになりました。
平成23年7月30日 NPO法人 洞爺まちづくり観光協会 -案内板より
つづく