~北へ~(230)30日目② カムイチャシ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。


             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら



本日最初の目的地「豊浦町カムイチャシ」に到着です。
 カムイとは、
アイヌ語で神。
 チャシとは、
アイヌの城塞。アイヌ語で囲い,砦 (とりで) ,山城,聖地などを意味する。多くの場合,海や川にのぞむ要害堅固な台地端に位置し,自然地形を利用し,堀や土塁をもって構築されている。北海道および千島,サハリンの一部に分布がみられ,アイヌの伝承のなかにしばしば現れる。-コトバンクより


    
 カムイチャシ史蹟公園 (埋蔵文化財)
雄大に広がる噴火湾を一望できる先住民族の貴重な遺跡
カムイチャシとはアイヌ語で「神のとりで」という意味。東に大岸、西に礼文華、南に駒ケ岳を望む、原形のまま残されている道南随一の史跡です。153段の階段を登ると、東屋からは美しく広がる噴火湾を一望できます。2009年8月に「洞爺湖有珠山ジオパーク」が世界ジオパークとして認定されたことで、ジオサイト(関連施設)としてこの「カムイチャシ史跡公園」のほか、「文学碑公園」「昆布岳」「道の駅とようら」等が指定され世界からも注目されています。-ぐうたび北海道より

 ピリカノカとは、
良好な自然の風致景観をもつ、アイヌのユカラに謡われた物語・伝承の舞台をはじめ、カムイ(神)に対する祈りの場であるチノミシリの伝承地の名称。



 豊浦町カムイチャシ史跡公園
東にオフケシ(大岸)西にレブンケップ(礼文華)南に駒ケ岳を望むこのカムイチャシは、原形のまま残されている道南随一の史跡である。
その種類は丘先式、面崖式・丘頂式・平地式・独島式等およそ四八三基が確認されている。このカムイチャシは丘先式の一つである。
「チャシ」とはアイヌ語で砦・館・柵・柵囲いの意味をもつ。
チャシの建造の目的として壕を掘り、木柵や土塁をめぐらして、館や砦として利用する場合と、宗教的行事や会合を行う斎場的な場としての利用に大別される。
このカムイチャシはつぶて石の発見から砦を目的として造られたものと思われる。
 昭和六十三年八月
  豊浦町教育委員会 -説明版より



 階段を登り切り東側を見る

 

内浦湾に少し突き出た茶津岬上に造られたチャシ跡には
遊歩道が整備されていました。

 

少し歩くと、岬の幅が最も狭くなった所に堀切があり、
橋が架かっています。


 曲輪

  

岬の突端から下を見ると眼下に綺麗な海が。



しかし、霞んでいて展望はイマイチ。

           

城址に興味がなくても展望台として上がるのも良い所でした。
(100段以上の急な階段を上りますが。。。)


 階段のある西側の眺め






                               つづく