~北へ~(167)22日目① 陸中国一之宮(新一宮)駒形神社Ⅰ | どちて坊やが隠居をしたら~日本国でも毎日が徒然~

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「野宿でもお腹に肉のつく身哉」

日本一周・全県に足跡を目標に、車中泊やキャンプをしながら、
大好きなラーメンを食べ、100名城を中心にした城めぐりや
神社仏閣に参拝し御朱印を頂く、旅の絵(写真)日記です。


             北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら


22日目、朝起きると霧の中。

 

停滞も考えましたが、あまりにも寒いので出発。

 

室根山9合目(旅泊地)から5合目付近まで下ると霧が晴れてきました。

  

で、向かった先は、陸中國一宮・駒形神社です。

  

岩手県奥州市水沢に鎮座します、駒形神社は、「全国一の宮会」
によって、制定された「新」一之宮の一つ(陸中国一宮)です。


               

創建には諸説あり、
・第二十一代天皇 雄略天皇が、京の籠神社から宇賀御魂大神を勧請して
山頂に祀り、里宮に大宜津比売神と事代主神を配祀した。
・第十二代天皇 景行天皇が、日本武尊が東征に際し、蝦夷平定のために
「駒形大神」6柱を勧請・創建した。
・田村麻呂が当地で倒れた愛馬を祀ったが、のちに慈覚大師が廻国した
際にその駒形神を駒ヶ岳山頂に移して本宮を造営した。
・関東の毛野一族が北部に勢力を伸ばす過程で、自分の国に鎮座して
いた駒形大神を山頂に勧請した。
いずれにせよ、征夷大将軍坂上田村麻呂による崇敬の念の篤かったこと
から始まり、源頼義・義家父子も駒形大神を篤く崇敬し武運祈願成就し、
奥州に栄華を築いた藤原四代も駒形神社を崇敬しました。
かくして駒形神社の崇敬は華々しく、分社は東北各県より関東に亘り、
その数、百余社に及んでいます。



ご祭神は、
天照大御神 (あまてらすおおみかみ)
天常立尊 (あめのとこたちのみこと)
国狭立尊 (くにのさたちのみこと)
吾勝尊 (あかつのみこと)
置瀬尊 (おきせのみこと)
彦火尊 (ひこほのみこと)     の6柱で、「駒形大神」と総称されます。


 手水舎(龍とスティッチ)


 水の中には亀


 神門


 拝殿

     


 本殿







                              つづく