北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
会津若松をあとにし、幕末期には奥羽越列藩同盟に参加して
倒幕軍(西軍)と戦った二本松藩の地へ。


二本松城登城の前に、二本松藩領の総鎮守 二本松神社へ参拝しました。

二本松神社は久安年間(1142~1151)、当地の地頭だった安達藤久郎盛長が
紀州・熊野より熊野大神を守護神として勧請したのがはじまり。
その後も、二本松の歴代城主の崇敬を集め、室町時代の中頃に二本松城主・
畠山満泰公によって城内の白旗ケ峰に遷宮。蒲生、松下、加藤氏らによって
崇敬されてきました。
寛永二十年(1643)に二本松藩成立に伴い、藩主として入部した丹羽重光公が
この地に遷宮して、丹羽家と領民の守護神としました。
その際、八幡大神を九州・宇佐八幡宮より勧請して合祀しました。



随神門(文化四年(1807)再建)

神門をくぐり、玉垣の内へ。


ご祭神は、
伊邪那美命・速玉男之命・事解男之命(熊野宮の祭神 熊野権現)
品陀和気命・息長足姫命(八幡宮の祭神 八幡大神) で、ございます。

拝殿(文化三年(1806)再建)


社号額


向って右側が熊野大神、左側が八幡大神



事代主神、少名彦名神、菅原道真を祀る御三社

二本松神社 御朱印
御朱印には、日本三大提灯祭りの一つ「二本松の提灯祭り」の
印も押されていました。
さぁ、日本100名城・二本松城に登城します。
つづく