北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
大天守四階に上がります。

天守四階は、三階までの各階とガラリと室内の趣が異なっている。
柱が少なく天井が高い上に、四方から外光が入るので明るく広々とした感じを受ける。
柱・鴨居・長押などはすべて鉋仕上げで、鴨居の上には小壁もあり居室風に設えてある。
敷居がないので建具は用いられていなかったが、幕や屏風びょうぶで仕切れば入側と二つの部屋に分かれる。
有事の際、六階とともに城主の座所に当てられた場所と考えられる。-説明板より



五階から大手口側を見る


四階から五階への階段

天守五階は、中央に3間×3間の大広間を置き、周囲は入側と4つの破風入込間という構成である。
有事には幹部の居所に当てられるものと推定される。
四方に窓が開いていて六階とともに戦況を見るのに都合がよい。
なお、この階の柱は全部で30本あり、すべて創建当時のものである。
うち入側隅柱4本(ヒノキ1、アスヒ3)は六階との通し柱である。
また、北側・東よりの柱には明治修理の際綱をかけて柱を引き起こした擦痕がある。-説明板より

大天守五階は、重臣たちが戦いの作戦会議を開く場所と考えられており、
他の階と比べ天井が2間3尺(4.54m)と高い。その為、六階に登る
階段にだけは、おどり場が設けられ、階段が緩ゆるやかになっています。


最上階(六階)です。





六階天井

六階 武者走り
つづく