北関東・東北・北海道・上信越 編 ~北へ~(1)1日目①は、→こちら
「~北へ~」最初の参拝は、飯香岡八幡宮(千葉県市原市)です。


飯香岡八幡宮として鎮座する以前は六所御影神社と称したといわれ、白鳳
年間(675年)、一国一社の八幡宮として勧請され、天平宝字3年(759年)、
国府八幡宮と定められ、中世以降は上総國総社としての機能も持っております。

上総国には、飯香岡八幡宮の他に総社と推定されている「戸隠神社」が、
同じ市原市内に鎮座しております。
戸隠神社参拝の拙ブログは→こちら


龍の灯籠 社号額にも龍
保元3年(1158年)には、山城国の石清水八幡宮・諸国荘園官符に
「上総国市原別宮」と記載され、石清水八幡宮別宮「市原八幡宮」と
して中世以降、源氏・千葉氏・足利氏・徳川氏などの崇敬を集めました。

御祭神
誉田別尊(ほんだわけのみこと)
息長帯姫尊(おきながたらしひめのみこと)
玉依姫尊(たまよりひめのみこと)
相殿
猿田彦命(さるたひこのみこと)
足仲彦命(たらしなかつひこのみこと)
日本武命(やまとたけるのみこと)
経津主命(ふつぬしのみこと)
中筒男命(なかづつのおのみこと)
天穂日命(あまのほひのみこと)
事代主命(ことしろぬしのみこと) で、ございます。


可愛い狛犬たち


龍の御神水 手水舎にも龍


拝殿(正面5間、側面3間の総丹塗り。元禄4年(1691)建造)


室町時代中期建造の本殿
(正面3間、側面2間の総丹塗り。屋根は銅板葺の入母屋造り。)
つづく