梅干しと味噌をこよなく愛する杉浦友美がお伝えする
伝統食、自然食料理教室リニューアル準備中です!
こんにちは!
ご訪問ありがとうございます。
新型コロナ、なかなか落ち着きませんね。
医療機関も報道されていますが、大変な状況だと思います。
そのニュースを見るにつけ、胸が締め付けられる思いです。
というのも、10数年前まで私は医療機関に勤めていました。
看護師や医師ではありませんが、院内で使用する医療材料を
一手に引き受けて管理していました。
※画像はお借りしました。
入院病棟も外来も、手術室も救急外来も
なにが、どこに、どれくらいあるのか
何千何万もある医療材料をすべて把握していました。
その頃はちょうど新型インフルエンザSARSが流行しはじめ、
病院も対応に追われ始めました。
現在のコロナに対する感染対策は、当時の新型SARSを基に、
隔離した場所で診察したりするスタイルができあがったものです。
それまでは、感染症がなかったわけではないけれど、ここまでではありませんでした。
建物の構造上、隔離する場所がないとか、
感染疑いのある人が
ほかの方とすれ違わずに院内に入る道がないとか、
それはそれはドタバタしていました。
院内の感染者受け入れのルール作りから始まったといっていいと思います。
そんな中、疑わしい患者さんが来られたら、マスクやらガウンやらアルコール綿だとかの使用量がどんどん上がるのです。
当然、会社の在庫(私は企業に所属しており、病院へ派遣されていました)もあっという間にゼロ。
メーカーに頼んでもゼロ。
院内で貸し借りしたり、病院間で貸し借りもありました。
突然、マスクやら防護ガウンが足らないといわれても、
メーカーだって突然生産量を上げるのも難しいことなんです。
材料の確保に翻弄した記憶がニュースを見るにつけ
思い出されます。
患者さんは抵抗力が落ちています。
もちろん健常者よりも感染リスクが上がります。
感染した医療従事者と濃厚接触者は自宅待機になり、
人が減った分、残されたメンバーでの過重労働になります。
疲労がたまり、抵抗力が落ち、そして感染…
新型SARSは約半年で収束しましたが、今回はどうなるか…
今日からステイホーム週間、
みんなではやく日常がもどるようにがんばりましょう
本日も、お読みくださりありがとうございました。
料理教室「梅干しとお味噌と料理」主宰
杉浦友美