車の接触事故!パニックにならないためのベストな対処法
先日、家族で出かけた帰り、駐車場でのできごとです。僕が車を動かそうと近づくと、隣の車が右の後輪付近に接触していることがわかりました。幸い、傷はたいしたことはなく、当然、誰もケガはありませんでしたが、お互いの車にこすれた傷ができてしまいました。
相手も「すみません、完全に私が悪いです」と全面的に非を認めてくれたので、その場は穏便に済んだのですが、家に帰ってから「これでよかったのかな?」と不安になりました。
実は、過去に事故を起こしたこともなければ、起こされたのも20数年ぶり。あの時、どうするのがベストだったのか、今しっかり勉強しておこうと思います。
1. 僕が今回、警察を呼ばなかった理由
結論から言うと、今回は警察を呼びませんでした。
理由はいくつか重なりました。
まず、夜遅かったこと。子供たちも車の中で眠そうで、これ以上時間をかけるのがかわいそうだと思ったんです。それに、お互いの傷がパッと見で大したことなかったこともあります。相手もすぐに非を認めてくれたし、「わざわざ警察を呼ばなくてもいいかな」と判断してしまいました。
でも、今思えば、これはあまり良くない対応だったかもしれません。
2. もし、あの時こうしていれば…ベストな対処法
今回は結果的にうまくいきましたが、もし相手が非を認めなかったら?もし後から「やっぱりケガをした」と言われたら?そう考えると、適切な対処法を知っておくことがいかに重要か痛感しました。
では、どんな状況でも必ず行うべきベストな対処法を、今回の僕のケースを反面教師にして考えてみました。
① まずは安全確保とケガ人の確認
何よりも優先すべきは安全確保です。
今回の僕のように駐車場内であっても、ハザードランプを点灯させ、周囲に事故を知らせるべきでした。そして、必ず相手のケガの有無を確認すること。たとえ軽微な接触でも、あとから痛みが出てくるケースは少なくありません。少しでも異変があれば、すぐに救急車を呼ぶべきです。
② どんなに小さな事故でも警察へ連絡
僕が今回やらなかったこと、それは警察への連絡です。どんなに小さな事故でも、必ず警察に届け出をしなければいけません。
これをしないと、後日保険会社に保険金を請求する際に必要となる**「交通事故証明書」**が発行されません。今回の僕のように、穏便に済ませたい気持ちはわかりますが、これが後々のトラブルの原因になることもあるんです。
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エピソード: 以前、知人がスーパーの駐車場で買い物中に、車に傷をつけられたことがありました。相手が見つかり、その場で口約束で示談に。しかし、後日、相手から「やっぱり修理代は払えない」と連絡があり、警察を呼んでいなかったため、保険会社も対応できず、結局自費で修理することになりました。
③ 相手の情報を確実に控える
今回は相手が協力的でしたが、相手の氏名、住所、連絡先、車のナンバー、加入している保険会社の情報を確実に控えておくべきでした。相手の免許証や保険証券をスマホで撮影しておくのが一番確実ですね。
④ 現場の記録も忘れずに
その場で、スマホで事故現場の写真を撮っておけば、後々役立ちます。車の損傷箇所はもちろん、僕の車がきちんと駐車スペースに止まっていたことがわかるように、駐車場の白線や周囲の状況も一緒に写るように撮影しておくべきでした。
まとめ
今回の僕のケースは、幸いにも相手が全面的に非を認めてくれたことで穏便に済んだのかもしれません。しかし、それは偶然の幸運だったのだと、今になって気が付きました。
万が一のときにパニックにならないためには、**「どんなに小さな事故でも、必ず警察に連絡すること」と「その場で示談交渉をしないこと」**が何よりも重要です。
今回の経験を活かして、皆さんにも同じような不安を抱えてほしくないので、このブログ記事が少しでも役に立てば嬉しいです。