手術後のリハビリにも!お風呂で腹筋運動のススメ
今日は、腰に不安を抱えている方、特に私と同じように腰椎椎間板ヘルニアの手術を経験された方に向けて、お風呂の中でできる腹筋運動についてお話ししたいと思います。
「お風呂で腹筋なんて意味あるの?」と思われるかもしれませんが、これが意外なメリットがたくさんあるんです。私自身、ヘルニアの手術後は特に、腰への負担を気にしながら運動に取り組んでいました。そんな中で見つけたのが、お風呂での腹筋運動でした。
浮力を利用して腰にやさしく鍛える
お風呂の中で運動する最大のメリットは、なんといっても水の浮力です。
水の中では、私たちの体重が約10分の1にまで軽くなると言われています。この浮力のおかげで、陸上で行う腹筋運動に比べて、腰や関節にかかる負担を大幅に軽減できるんです。手術後のリハビリ期で、まだ本格的な運動は怖いという方でも、安心して取り組めるのが嬉しいポイントです。
また、水の抵抗も有効活用できます。腹筋運動を行う際に、水が適度な負荷となってくれるので、無理なく、でもしっかりと筋肉に働きかけることができます。ゆっくりとした動作でも、腹筋をじっくりと刺激できるため、効率的なトレーニングが期待できるでしょう。
温浴効果で筋肉もリラックス
温かいお湯に浸かりながら運動することで、温浴効果によるメリットも得られます。
体が温まることで血行が促進され、筋肉がほぐれやすくなります。
これにより、硬くなった筋肉がやわらぎ、運動による疲労も軽減されやすくなります。私の場合、お風呂での腹筋運動は、トレーニングというよりも、腰周りの筋肉を優しくほぐし、強化していくための「リハビリ」感覚で行っていました。
効果を最大限に引き出すためのポイント
お風呂での腹筋運動には、いくつかの注意点があります。安全に、そして効果的に行うために、以下のポイントを意識してみましょう。
1. 姿勢を安定させる
浴槽の中は滑りやすく、体が不安定になりがちです。背中を浴槽の壁にしっかりつけたり、滑らないように手で縁を支えたりして、安定した姿勢を保つようにしましょう。間違ったフォームで無理に行うと、腰を痛める原因になります。
2. 呼吸を意識する
腹筋運動では、息を吐きながら腹筋を収縮させることが重要です。ゆっくりと腹筋に意識を集中させ、息を吐きながら体を起こし、息を吸いながら元に戻す動作を繰り返しましょう。反動を使ったり、勢いよく行ったりすると、腰に負担がかかるので注意が必要です。
3. 無理のない回数から始める
最初は5回〜10回程度から始めて、慣れてきたら徐々に回数を増やしていきましょう。大切なのは、無理をしないことです。少しでも腰に痛みや違和感を感じたら、すぐに運動を中止してください。
お風呂でできる簡単な腹筋運動
私自身が実践していた、腰に優しい腹筋運動を紹介でした。
まとめ
腰椎椎間板ヘルニアの手術を経験した私にとって、お風呂での腹筋運動は、安全に、そして無理なく体幹を鍛えるための大切な習慣になりました。
もちろん、お風呂での運動だけで腹筋が割れるわけではありません。大切なのは、継続することと、正しいフォームで行うことです。日々のリハビリの一環として、お風呂での腹筋運動を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ただし、手術後の運動については、必ずかかりつけの医師に相談してください。医師の許可を得た上で、無理のない範囲で取り組むようにしましょう。