138回目の献血と、献血で知る「Hb」の大切さ
先日、138回目の献血に行ってきました!
回数を重ねるごとに、献血が僕自身の体と向き合う貴重な機会だと実感しています。
今回は、献血結果でいつも気になっている「Hb(ヘモグロビン)」について深掘りしてみたので、皆さんと共有したいと思います。
Hb(ヘモグロビン)ってなんだ?
僕たちの血液の中には、赤血球という細胞があります。
この赤血球に含まれるのが「ヘモグロビン」。
ヘモグロビンは、酸素を全身の細胞に運ぶという、生きていく上で欠かせない重要な役割を担っています。例えるなら、体中の細胞へ酸素を届ける宅配便のような存在ですね。
Hbの基準値と貧血のサイン
献血の際にも測定されるHbの基準値は、
一般的に男性で13.0~16.6g/dL、女性で11.4~14.6g/dL
とされています。この値が低いと「貧血」と診断されることがあります。
貧血と聞くと、立ちくらみや息切れ、顔色が悪いといった症状を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、僕個人の経験としては、Hbが一桁台にまで下がった時でも、自覚症状がほとんど出ないことがありました。
体のだるさは感じていましたが、「疲れているのかな?」くらいにしか思っていなかったんです。採血をして初めて「貧血気味ですね」と言われて驚いたのを覚えています。
献血の採血で「Hbが低いので今回は献血できません」と言われて初めて自分の貧血に気づく、という方も少なくないのではないでしょうか。
これはつまり、貧血は自覚症状が出にくい、あるいは出たとしてもかなり進行している可能性があるということ。知らないうちに体のSOSを見過ごしてしまうこともあるのだと痛感します。
僕のHbは?
ちなみに、直近3回の僕のHb値は、
138回目は14.4、
137回目は13.4、
136回目は13.8でした。
献血に行くたびに自分のHb値を知ることができるのは、本当にありがたいことだと感じています。定期的に自分の体の状態を数値で把握できるのは、健康管理の上で非常に役立ちますよね。
献血は健康のバロメーター
献血は、誰かの命を救うための行動であると同時に、自分自身の健康状態を知る貴重な機会でもあります。採血結果でHb値だけでなく、血圧やコレステロール値など、様々な項目がわかるのも献血の大きな魅力です。
僕のように自覚症状が出にくい体質の人にとっては、定期的な献血が早期に体の異変に気づくきっかけになることもあります。
まさに「献血は命のリレー、そして自分の健康のバロメーター」だと感じています。
これからも、献血を通して誰かの役に立ちながら、自身の健康にも気を配っていきたいと思います。皆さんも、この機会に献血を検討してみてはいかがでしょうか?