少年漫画の熱気がスクリーンに!実写版「バクマン。」が傑作すぎた件
先日、Amazonプライムで実写映画**「バクマン。」**を観ました。実は私、漫画原作もアニメも大好きで、実写化と聞いた時は「うーん、どうなんだろう?」と半信半疑だったんです。だってあの「バクマン。」ですよ?週刊少年ジャンプの裏側を描くという、ある意味メタな作品。しかも漫画家が主人公って、どうやって映像化するんだ?と頭をひねっていました。
正直に言います。観終わった後、思わず拍手喝采!
いや、スタンディングオベーションしたい気持ちでした(一人で)。原作とは違う部分も多々あったんですが、**「一本の映画としての完成度」**がとんでもなく高かったんです。
もうね、これは「バクマン。」を知らない人にも、いや、なんなら漫画を読んだことがない人にも全力でオススメしたい。断言します。
ジャンプの「努力・勝利・友情」が胸を打つ!
ご存知、週刊少年ジャンプの三大原則といえば**「努力・勝利・友情」**。この映画には、それが惜しみなく、いや、これでもか!とばかりに詰め込まれていました。
主人公の真城最高(サイコー)と高木秋人(シュージン)が、漫画家という夢に向かってがむしゃらに努力する姿。ライバルたちとの熾烈な「連載争い」に勝利しようと奮闘する姿。そして、互いに支え合い、時にぶつかりながらも、熱い友情を育んでいく姿。これらが本当に丁寧に描かれていて、観ているこっちまで胸が熱くなるんですよ。
特に印象的だったのは、彼らが漫画を描くシーン。ペン入れの音、スクリーントーンを貼る手つき、ネームを練る苦悩…。「これはもう漫画家もアスリートだな」ってくらい、熱量が伝わってきました。普段、何気なく読んでいる漫画が、こんなにも魂を込めて生み出されているんだと改めて実感。コンビニでジャンプを手に取る時の重みが変わります(個人的な感想です)。
予測不能のラストに度肝を抜かれた!
そして、この映画のラストが本当に秀逸でした。
なんというか、「続きが気になるようで、でも一本の物語としては完璧に完結している」という、絶妙なバランスなんです。観終わった後に「え、これで終わり?もっと観たい!」という欲求と、「あー、これはこれで最高の終わり方だ!」という満足感が同時に押し寄せてきて、頭の中がバクマン状態(ごめんなさい、言いたかっただけです)。
特に、あのラストの演出は本当に唸りましたね。詳細は伏せますが、これ以上ないくらい「週刊少年ジャンプ」の精神を体現していたと思います。あれを観て「ジャンプ、読んでみようかな」って思った人も少なくないはず。現に、私も思わず家に眠っていた「デスノート」を取り出して読み返しましたからね(影響されすぎ)。
佐藤健さんの演技に引き込まれる!
そして、なんと言っても主演の佐藤健さんの演技が素晴らしかった。真城最高という、ちょっと内気で繊細だけど、内に秘めた情熱は誰にも負けない少年を、見事に演じきっていました。彼の眼差し一つで、サイコーの葛藤や決意が痛いほど伝わってくるんです。
特に、漫画を描いている時の集中力というか、魂が抜けたような、それでいて何かに憑依されたかのような表情は圧巻。もし私が漫画編集者だったら、彼の絵には絶対引き込まれて「連載させてください!」って頭を下げてたと思います。いや、本当に彼の演技には度肝を抜かれました。あれはもう「神演技」って言っても過言じゃない。
漫画の熱を体験したいなら観るべし!
というわけで、実写映画「バクマン。」、本当に素晴らしい作品でした。漫画家という特殊な世界を舞台にしながらも、夢を追いかける若者たちの普遍的な熱い物語が描かれていて、きっと多くの人の心に響くはずです。
もし、あなたが「最近、何か熱くなれるものないかな?」とか「少年漫画ってよく分かんないんだよね」なんて思っているなら、ぜひこの映画を観てみてください。きっと、胸の奥底に眠っていた「熱い気持ち」を呼び起こしてくれるはずです。私ももう一回観て、心の汗をかこうと思います!
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