映画「二ノ国」を観て、心が震えた話(ネタバレなし)
先日、Amazonプライム・ビデオでふと目にとまった映画「二ノ国」。確かゲームであったような…?というぼんやりとした記憶を頼りに、半信半疑で再生ボタンを押しました。ゲームの映画化なのか、それとも全く別の物語なのかも分からないまま見始めたのですが、これがもう、想像以上に面白くて、あっという間に物語の世界に引き込まれてしまいました。
ゲーム未プレイでも大満足!引き込まれるストーリー
正直なところ、私はゲーム版「二ノ国」をプレイしたことがありません。そのため、映画を観る前は「ゲームを知らないと楽しめないのでは?」という不安も少しありました。しかし、その心配は全くの杞憂でした。映画は、ゲームの世界観やキャラクターについて予備知識がなくても十分に楽しめるように作られており、むしろ、純粋なファンタジー映画として、そのストーリー展開に夢中になりました。
物語は、現実世界で生きる主人公たちが、ひょんなことから「二ノ国」と呼ばれる異世界へと足を踏み入れるところから始まります。異世界での出会い、困難、そして成長。王道のファンタジー要素が詰まっていて、観終わった後には心温まる感動がじんわりと広がりました。
映画としての完成度の高さに脱帽
ゲーム原作の映画と聞くと、往々にして「ファン向け」であったり、「ゲームの要素を詰め込みすぎて、映画としての完成度が…」といった声を聞くこともあります。しかし、この「二ノ国」は違いました。映画として非常に高い完成度を誇っており、一本の独立した作品として、文句なしに楽しめます。
映像の美しさ、キャラクターたちの魅力、そして何よりも練り込まれたストーリー展開。いわゆるゲームのような「レベリング」といった要素はもちろんありませんが(そもそもゲームの内容を知らないので、ゲームにレベリングがあるかすら定かではないのですが!)、その代わりに、キャラクターたちが精神的に成長していく過程が丁寧に描かれていて、それがまた観ている側の心を揺さぶります。
特に印象的だったのは、物語の終盤で明かされるある「設定」です。これは完全にネタバレになってしまうので詳しくはお話できませんが、その設定が判明したときには、「おお…!」と思わず声が出そうになるほどの衝撃と、深い感動を覚えました。このサプライズが、物語全体をより一層奥深く、そして忘れられないものにしていると思います。
語彙力がないのが悔しいけれど、心からおすすめしたい!
本当に、語彙力がなくて申し訳ないのですが、とにかく「よかった!」の一言に尽きます。ファンタジー好きの方、感動できる映画を探している方、そしてもちろんゲーム「二ノ国」のファンの方も、きっとこの映画を楽しめるはずです。
もし、まだご覧になっていない方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、Amazonプライム・ビデオで観てみてください。きっと、あなたも「二ノ国」の世界に魅了されることでしょう。
観終わった後には、きっと「二ノ国」の世界について誰かと語り合いたくなるはずです。皆さんの感想もぜひ教えてくださいね!