「バレンタイン、マジ迷惑っすね
チョコ食えねっつーの」
バレンタインデーはチョコレートが苦手な男性にとってはちょっと困ったイベントかもしれません
とは言え、バレンタインデーはチョコレートを贈らなくてはいけないというルールなんて無いわけで
なので、毎年ぼし子はチョコではなく「喜ばれるもの」を送るようにしています
というわけで、バレンタインのプレゼントを調達するためにシャトレーゼと酒屋さんに行ってきました
シャトレーゼでは、子ども達にアイスを買いました
チョコバッキー、チョコミントバー、風船アイスのボンボンです
お酒が大好きな主人には、酒屋さんで日本酒を買いました
実は、12月11日（土）にすでに渡し済みです
14日は火曜日で平日なので、週末にゆっくり食べたり飲んだりしてもらえるように早めに渡しました
子ども達は大量のアイスに大喜び
光の速さでチョコミントバーの封を開けて1本平らげていました
主人は子ども達が寝た後、日本酒を丁寧に升に注いで楽しんでいました
喜んでもらえて良かったです
さて、ここからはバレンタインデーに関する余談です
新卒で入社した会社では、バレンタインは本命チョコを贈るのはいいけど義理チョコを贈るのはダメというルールがありました
社内に本命はいなかったし、当時は主人に出会う前だったので、バレンタインは何も準備しなくていいからラクチンだなぁなんて思いました
しかし、同期たちと休憩室で昼食を摂っていたところ、課長がやってきてこんなことを言いました
「義理でもなんでもいいから、バレンタインデーはチョコをよろしくね！」
そう言って課長は去っていきました
同期たちと顔を見合わせ、義理チョコは贈ってはいけないルールがあるしきっと冗談だよねと言って、課長にチョコは贈らないという判断をしました
そしてバレンタインデー当日
いつものように仕事をしていると、課長が机の引出しを引っ張り出して何かを探している姿が目に入りました
とても懸命に、引出しの中を引っ掻き回して必死に何かを探していました
なんと、チョコを探していたんです
どうやら「チョコをよろしくね」と言っていたのは本気だったようです
これはヤバいと思いながらとりあえず自分の仕事をこなし、数時間後に課長の様子を見ると明らかに落胆していました
休憩中に同期たちに課長は本気でチョコが欲しかったみたいで、引出しを引っ搔き回してチョコを探していたと伝えました
同期たちもまさか本気だったなんて思っていなかったようで、とても驚いていました
今思うと、1日遅れでもいいからチョコを渡せばよかったんですが、当時は若かったのでそこまで頭が回らなくて課長を悲しませることになってしまいました
今でも引出しをひっ搔き回してチョコを探す課長の姿が目に浮かびます
課長、本当にごめんなさい
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