スピーカーエッジ張替え(2022/6/24) | umedastyleなAV生活

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竹スピーカーKaguyaの情報、開発裏話など、時には、脱線することも

 

 

以前はメインに使っていたけれど、Kaguyaがメインスピーカーになってから、ほとんど聴かなくなったJBL4333A

なぜ聴かなくなったかと言うと、比べた時、Kaguyaの音像定位の良さで、しかもそれは場所を選ばない、店の中どこにいても気持ちの良いステレオ感が楽しめる

スピーカーに背を向けて、こうしてパソコンに向かっていても、気持ちよく音楽を楽しむことができる
私が店にいる間、パソコンに向かっていても、他の作業をしていても、店の中でどこにいても気持ちよくステレオ感を楽しめる

そんなわけで、メインのスピーカーがKaguyaになりました

もともと、このスピーカーを手に入れた時点で、ウーファーのエッジがボロボロ
とりあえず、セーム皮でエッジを作ってそれで直し、使っていましたが、今回、このスピーカー用にエッジを手に入れて交換しました
JBLの正式な修理に出すと、エッジの張替えで、修理費用がユニットの標準価格の半額かかります
以前、お客様の同じ38Cmウーファーのエッジ張替えを出した時、確か、一本で50000円くらいだったと思います

しかも、JBLに限らず、ウレタンエッジは数年で劣化、またボロボロになります
メーカーサービスでは「ウレタンエッジでなければ、元の音にはなりません」
と言いますが、今回、私は、ラバーエッジに張り替えることにしました
音は変わるかもしれないけれど、少なくとも数年で、また修理しなくてはならないことにはならないはず

ついでに、上の棚に置いているYAMAHAのNS-690Ⅲのエッジもラバーエッジに変えました

この、エッジを張り替えるという作業は、ユニットのダンパーさえしっかりしていれば、それほど難しい作業ではありません
過去にも、お客様のも含め、何度かエッジの張替えをしてきました

しかし、実際にやってみると、以前のセーム皮のエッジを外して掃除する作業が大変でした
元々のウレタンエッジだと、もう少し楽だったかもしれない

兎に角、こうして、純正ウレタンエッジではないにしろ、生き返り、久しぶりに4333Aを音量を上げて聴くと、大迫力!!
思っていた以上に良い!

正直言うと、すごく良い!!
学生の頃は、ジャズ喫茶に入り浸り、旅行に行っても、駅を降りると先ずその町のジャズ喫茶を探す
その頃、ほとんどのお店ではJBLのスピーカーで、色んな種類のJBLがあったけれど、兎に角JBL

音が懐かしいんですよね!

Kaguyaとの聴き比べで、「Kaguyaは良いでしょう」と言いたくて、直したんだけれど、これもまた良いんです
最近の綺麗な音のJBLと違って独特の雰囲気があります

それで、肝心のKaguyaと聴き比べ
Kaguyaの良いところは音像がくっきりと出来ること、ボーカルグループは一人一人の声が、その位置もはっきりわかる  オーケストラはステージの上に並んでいる位置、左右だけでなく管が奥にあって、弦が前にあるという、奥行きも、感じることができます

一方JBLの4333Aは38㎝ウーファーの豊かな低音と、ホーンスコーカー、ホーンツィーターの鋭い音が突き刺さるように飛んでくる

どちらもそれなりに良いところがあるということかな