長男 自閉症スペクトラムの診断書をもらう


  年度の最後の最後に退学宣告されてしまった長男ですが、秋から始まる新学期の前に現地での自閉症スペクトラムの診断書があった方が良いため病院🏥を受診することにしました。


  日本🇯🇵では児童精神科の専門医👨🏻‍⚕️が少なく、初診に1年以上待つこともザラにあります。長男は小5の時に予約をしましたが、その時に言われた診察時期は2年半先になるということでした。当時は問題行動もあり、たとえ長く待つにしても診察をしてもらえるならと予約をしました。我が家の場合は以前から児童相談所ともやり取りしていたために、なるべく早めに診察を受けられるように児童相談所からも働きかけてもらえたこと、コロナ禍だったため休校になった学校の児童や濃厚接触者は診察をキャンセルしなくてはいけないルールだったため、初診のキャンセルで繰り上がることができ1年ちょっとの待ちで診察を受けることができました。


  アメリカ🇺🇸ではどうかと言うと、一度かかりつけ医👨🏻‍⚕️に診察してもらい必要に応じて専門医を紹介してもらうので日本のように長く待機することはありません。おまけに初診でもオンライン診療が受けられるのです。


  心配なのは英語で長男のことをうまく説明できるか❓医療系のテクニカルタームを使いこなせるほど英語もできない😭でも、AnnArborには日本語で対応をしてくれる病院🏥がちゃんとあります。


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  もちろん受付から診察まですべて日本語で対応してくれます。専門医👨🏻‍⚕️やスタッフが日本語を話せない場合には、対面でもオンラインでもすべて通訳が入ってくれます。本当に至れり尽くせりなのです。ですが、やっぱり対面の初診となると少し予約が先になります。タイミングにもよりますが、我が家は3ヶ月ほど先の予約でした。


  何も分からないで対面の初診を希望していましたが、受診の理由を電話の受付で話していたため、後日連絡が来て早めに受診できた方が良いのでオンライン診療で先に受診しませんか❓オンライン診療でも診断書の発行もできますよ‼️と丁寧に提案までしてもらい、予約から約1ヶ月で受診ができました。


  先に対面での受診予約をしていたので、紙の問診票が送られて来ていて、それに必要事項を書きアップロードすればOKと言う便利さ。ただ、未成年の場合は子どものアカウントが親のアカウントに紐付けされるため、紐付けの工程が1つ増えます。何故だかこの紐付けが何度やってもうまくいかず、問い合わせてリモートで操作してもらいようやく完了🙆‍♀️後は受診日前日にチェックインをしておけば当日に会議システムに入るだけで良いのです。


  当日は予約時間の15分前から会議システムに入ることができるので、そこで先生が入ってくるのを待ちます。


  5分遅れほどでかかりつけ医👨🏻‍⚕️(日本語話せる)が入ってきて、生育歴や日本からの紹介状📄の内容の確認、現在の服薬状況などの状況を確認されて、本人の困り事や親のリクエストなどを聞いてもらいました。


  我が家の受診目的は、自閉症スペクトラムのために現地校を欠席しがちになってしまうために診断書を出して欲しいということと、積極的に外出をしてくれないので行動療法を始めたいという2点でした。日本からの紹介状📄には服薬の記録もありましたが、今は感情の起伏もひどい時に比べれば格段に落ち着いていたために薬💊の処方は断りました。


  かかりつけ医はそれに対して、まず今回の診察で診断書📄は出しますねと快諾。行動療法を行うのであれば、ソーシャルワーカーと一度面談するようにと言うことで日本語対応できる人を探してポータルサイトに送るので待っててね、と言うことでした。約20分ほどの診察が終了。翌日にはポータルサイトに診断書📝も作成してもらえていました。


  こんな感じであっという間に診察が終わってしまいました。また折を見ながら、ソーシャルワーカーとの面談やカウンセラーとのセラピーのことも書いて行ければと思います。