シルクHCでは、第2回目の追加募集期間中。明朝10時がHP締切になっている。
90. ソウルゴールドの22 牡 黒鹿毛
父:Cloud Computing 母父:Medaglia d'Oro
募集総額:2,800万円 一口価格:56,000円 厩舎:小林真也
生産:米国産 育成:ノーザンファーム早来
馬体重:518kg 体高:164.0cm 胸囲:187.5cm 管囲:21.0cm
OBS 情報
https://obssales.com/catalog/#/135/hip/643?refSize=20&refUrl=results&gallery=image
(トレーニング動画は、馬体写真上の「UT Video」より)
横見の見栄えは良い感じで、左右での動きはスムーズ。
但、前後からの動きを見ると脚の骨格的にはやや微妙な部分もあって、芝を走るなら
少し頓挫などあるかもしれないな・・と思う。
落札価格は6万ドル。150円換算で9百万の元値に、輸送等入れてこの募集価格に。
かなり手頃な価格で取引された対象である事には違いない。
(2年前 ボールドゾーンは28万ドル)
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(ここから先は呟きのため適宜)
今年で、第2回追加募集も3回目かも。
毎年この第2回は1頭だけのエントリーというのも目立つ。これまでの同募集馬では、
ボールドゾーンが2勝、テリフィックプランが1勝と勝ち上がってきている。
円安かつ日本国内での血統が充実してきている中、海外のセールに参加して落札して
クラブで募集する意味を考える。1頭だけの募集も、普通は手間で面倒な話だろう。
中々良駒は買えないのかもしれないが、逆の意味でセリではお金を出せば買える。
東サラが以前にKingmanなど脚光を浴びた種牡馬の産駒を集めて、6頭募集した
事があったと思うが、あの時の馬達は結局4頭が未勝利、2頭はまだ1勝止まり。
冴えない戦績に収まってしまっている。
一方シルクで実施されてきた2回追加募集では、募集馬の父馬は日本ではほとんど
馴染みのないような馬ばかり。しかも1頭だけを5月に募集してきている次第。
あの時の東サラ募集と対照的であり「目先を仕入れて会員に売り切って鞘抜き」と
いう感じの動きでもなさそう。牧場としては、海外セール参加のJobトレの意味等も
あるのかなと(勝手に)想像している。
落札価格的に過度な期待はどうかだし、今回は預託厩舎も従前よりお試し感は強い。
但、その取り組みの背景には相乗りしてみても良いのかな・・・と思っている。