初の海外遠征となるハーツコンチェルトは、サウジの地で順調に調整が進んでいる。
ハーツコンチェルト 4歳牡
父ハーツクライ、母ナスノシベリウス、武井厩舎、グリーンF愛馬会
2月24日(土)サウジアラビア・ネオムターフカップ(GⅡ・芝2,100㍍)にモレイラ騎手で出走予定。
21日、武井調教師から「本日、団野騎手を背に芝コースにて単走で追い切りました。GPSでの推定時計は、79.7-63.3-48.4-34.8-22.6-11.2秒ぐらいでした。現地での調整はとても順調で、最終追い切りでは終いの反応と動きの確認をメインに行ないました。
道中は単走という事もあり、芝コースでもリラックスして走れていて折り合いは問題ありません。動きに硬さはなく、スピードが上がるにつれてバランスが起きてきて良い動きができています。直線は一気にトップスピードに入る感じではありませんが、徐々に加速していきました。道中の息遣いや息の入りも良く、美浦にいた時より状態は良さそうです。
団野騎手からは『仕掛けてからの反応に少しラグがありましたが、それでもしっかりトップスピードに入りますし、動きは良かったです。息も良く、良い状態だと思います』との話でした。
馬体重は506㌔。右飛節の状態はほぼ変わらないか、やや良化しています」との連絡があった。(2月21日)
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今回、サウジの気候が良さそうで順調に調整が進んできた事、百戦錬磨のモレイラ騎手が
鞍上になる事はプラス材料。
一方、ゲートは13頭立ての12番と外目となった。ここ数年逃げ先行馬が抜け出して
快勝しているので、後方から行く馬とはいえ、気になる枠順に決まった。
久しぶりの得意の左回りであり、サウジの地で心機一転、良い競馬を期待したい。