今年に入ってから、ルペルカーリア、ルージュアリュール、ウインドリッパーの3頭が
めでたく初勝利を果たした。長い現役生活への切符を、手にすることが出来た訳である。
どの馬においても、初勝利は素晴らしいし、出資している会員にとっても、勿論とても嬉しい。
これから春にかけて、順次また初勝利を果たす馬達が増えてきて欲しい・・・と思っている。
そんな未勝利馬達の近況としては、
まずG1サラのルコルセールが、休養を経て堀厩舎に帰厩した。
ルコルセール 3歳牡 父ロードカナロア、母ラバヤデール、堀厩舎
先週(火)美浦TCに帰厩後も順調で、週末(日)より時計を出し始めました。今日2月10日(水)は坂路コースを70.5-51.8-33.7-16.7秒の時計で駆け上がりました。明日(木)速めを追います。
「帰厩後も飼食いはいいですね。明日からウッドチップコースでの速めを始めます。具体的にどのレースへと向かうかは、今後の動き・仕上がりを見ながら正式に決めますが、明日は3週前追い切りのイメージでやるつもりです。心肺機能の数値は相変わらず抜群なだけに、レースでは完全に気を抜いているということでしょう。馬具を含めて、いろいろと工夫したいと思います」(堀調教師)
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コメントを読むに、厩舎の計測による心肺機能の数値は良いらしい。また、堀先生もこの馬の事を
忘れずに気にかけていただいているようで、その点を心強く感じている。
一方で、気になったのは「レースで気を抜いているという事でしょう」という一言である。
尾関厩舎のピュアブラッドもそうだが、追分育成の馬は、レースに行っての集中力に実は課題が
あるのではないのかな、、、と推測し始めている(「嫌気を出す」とでも言うのか・・・)。
ピュアブラッド 3歳馬 父オルフェーヴル、母クイーンアマポーラ、尾関厩舎
(初戦は馬場入り後に立ち止まり、レースに行って大敗。2戦目で何とか6着。山元トレセン在厩)
馬の集中力は未だ十分でないのかもしれない。しかし、あと半年強で未勝利戦は終了となる。
40口の1口は、勿論400口の1口10頭分に相当するし、そう考えると結構頭は悩ましい。
GⅠサラのこの2頭は特に、ここからの一戦一戦が大事と思う。厩舎の皆様、宜しくお願いします
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先週にかけては、シルクのノワールドゥジェが芝2,400mで大敗し、初勝利に向けて五十歩後退。
またルージュセリーズは、2戦目のダート結果がかなり厳しかった。この馬も雲行き微妙である。
今週は、キャロットクラブのヴェールアップが土曜日の阪神1R(ダート1,800m)を予定している。
ヴェールアップ 3歳牝 父ルーラーシップ、母ツィンクルベール、川田騎手予定、橋口厩舎
前走1/23の小倉1Rでは、1番人気を裏切ってしまったが、初の小倉の小回りが忙しかった感。
全幅の信頼はおけないが、川田騎手に乗り替わるのは、新味が見られそうで期待が大きい。
善戦以上を期待したい。