簡単に週末の競馬を振り返りたい。
8/25 新潟2歳S(GⅢ) トライフォーリアル ♂ 丸山騎手、荻原厩舎、シルク 11着
新潟2歳Sは、戦前の展望通りの決着になったと思う。
新潟の新馬で上がり32.0秒の上りを駆使したウーマンズハートが、スローの展開で同様の瞬発力を
発揮して優勝。中京新馬組で安田隆行厩舎のペールエールが、あと一歩の2着となった。
シルクの2頭について振り返ると、まずトライフォーリアルの方は後方の内側からそれほど不利もなく
進んだが、11着止まりだった。
丸山騎手のレース後コメントでは、「気負ってしまった」との事だが、いきなりの重賞挑戦では敷居が
高かったかもしれない。次走は自己条件で、また勝ち負けを狙って欲しい。
また、モーベットはスタート後に、両左右の馬にぶつけられるかなりの不利を受けていた。
デビュー戦でも後方から一気をしている馬で、やや繊細なこの時期の牝馬は辛い展開だった。
また、+16kgでの出走であり、厩舎陣営では先を見据えてビッシリとまでは仕上げていなかっただろう。
今日のレースでは良さが活かせずに終わったが、スタート後の不利は度外視可能と思っている。
8/24小倉4R 芝2,000m ルデュック ♂ 藤井勘一郎騎手、池江泰厩舎、シルク 11着
期待していたルデュックは、直線最後の攻防で力尽きて失速↓。連戦の疲れが出たか↓。
勝ったのが3番人気の②ゴーストで、2着が9番人気の④ローザンヌ。馬連43倍。馬単81倍。
奇しくも、金曜日の記事にピックアップをしていた、他のハーツクライ産駒2騎で決着してしまった(残念)。
夢をありがとう、ルデュック。お疲れ様でした。
8/25小倉4R 芝1,800m リアオリヴィア ♀ 西村淳也騎手、角居厩舎、シルク 12着
未勝利最終局面で4着、3着と来ていたリアオリヴィアだったが、最終戦は入れ込んでしまって
全く精彩を欠いた。終戦だろう。
70Mの馬であり、上記ルデュックやサラミスと共に、同世代の関西馬で残念な思いをされた方は
多いだろう。個人的には、この馬については全妹の活躍で挽回してもらいたいと思っている。
血統的には、繁殖牝馬として華開くような気もする。夢をありがとう、リアオリヴィア。お疲れ様でした。
8/25新潟5Rメイクデビュー 芝1,800m アナンダライト ♂ 田辺騎手、田村厩舎、シルク 7着
スタートを決めて、芝向きのスピードがあると感じていたが、気がついたら1頭だけ暴走していた。
それでもペースはスロー判定で、最後にドンドンと交わされて不満は残る内容だったが、かかって
初戦らしい若さを出したと考えたい。
昨日のラヴィアンレーヴ号が初戦で5.5秒差の大敗だった事に比べれば、全然ショックはない方。
これからのレース慣れと、その活躍にまた期待したい。
以上、週末の競馬でした。