札幌の9R、ルスツ特別(芝1,800m)。
東京サラブレッドクラブのレッドアステルが、武豊騎手に導かれて、復帰戦での快勝を果たした。
レッドアステル ♀ 父ディープインパクト、母レッドエルザ、武豊騎手、国枝厩舎、東サラ
今日は、桜花賞出走時に比べて+32kg増加の、440kgで登場したレッドアステル。
「重いか、成長分か」は、レース内容を見れば分かると思っていたが、まず抜群のスタートダッシュ。
ここから武豊騎手が誘導するのだが、まず2コーナーの手前でインの4番手に入れたのが
非常に上手かった。
5Fペースで1:02:7のスローであり、札幌コースは円形に近いため、外々を回り続けると不利が大きい。
この瞬間に「勝ち負けだろう」と感じた。
続いて、名手が魅せてくれたのが、4コーナーで先行馬を射程圏に入れた際。
アドマイヤアルパマが少し外側に膨れて馬体をぶつけられそうになるのを、紙一重で交わしての
コーナリング。全く不利を受けなかった。
これだけの騎乗をしてもらえれば、もう余力は十分。最後はアステルが手前を変えて、快勝した。
ありがとう、武豊騎手。素晴らしい騎乗ぶりでした。
ありがとう、国枝先生。本日2回目になりました。
馬体の成長も見られて、前途洋々だろう。レッドアステルのこれからに、改めて期待いたしたい。
出資者の方は、お互いにおめでとうございました(^^)。