今週の日曜日の新潟5Rでは、ロードのファイナライズがデビューする。
5/5新潟5R 芝1,400m ファイナライズ ♀ (中井騎手、中内田厩舎、ロード)
父がロードカナロア、母が欧州のヴェルメイユ賞で、あのトレヴの2着に来たワイルドココである。
2013年フランス ヴェルメイユ賞
2013年の凱旋門賞で、オルフェーヴルに5馬身差をつけたトレヴ。そのトレヴの前走が上記のレース。
54.5kgのトレヴに対して、58kgで勝ち負けに持ち込んだのが2着のワイルドココである。
この母ワイルドココの存在が、個人的にはロードを続ける一つのモチベーションになっている。
さて、それでファイナライズはどうかと言うと、この馬は右前の蹄のバランス治癒に時間がかかり、
ここまでデビューが遅れてしまった。厩舎含め陣営は一生懸命に対処してくれたが、順調ではなかった。
ようやく体制が整ったので、今回はまずは5着以内くらいの目途をつけてくれればと思っている。
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HP
ファイナライズは、5月5日(日)新潟5R・3歳未勝利・芝1400mに中井騎手54kgで出走します。5月2日(木)重の栗東・芝コースで5ハロン69.0-52.8-38.6-11.8 4分所を馬なりに乗っています。併せ馬では一杯の相手の外を0秒4先行して同時入線。短評は「手応え十分」でした。発走は12時05分です。
・中内田調教師 「5月2日(木)は適度にクッションの利く芝コースへ。新潟への輸送も控えており、70-40ぐらいの微調整です。順調に来られた感じ。初めての実戦だけに未知数な点が多いものの、稽古通りに走れれば楽しみが持てるのでは・・・と思います」
≪調教時計≫
19.05.02 中 井 栗東芝重 69.0 52.8 38.6 11.8(4)馬なり余力 手応え十分
サンドル(3歳未勝利)一杯の外0秒4先行同入
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ワイルドココの産駒達については、一つ上のシグナライズ(父Frankel)は、馬が悪いのか、人の騎乗が
悪いのか、毎度ガッカリなレースが続いている。昨秋凄い脚を見せた4着以後は、掲示板の入線がない。
(前走4/20の東京最終レース) ・・・この時のMデムーロ騎手の騎乗は、やる気を全く感じなかった。
中々立ち直るのに時間がかかっている。好きな1頭なので、陣営には頑張って欲しい。
そして、ファイナライズの一つ下が、父ディープインパクトのヴィ―スバーデン(2歳♀、角居厩舎)である。
現在、441kgで千葉ケイアイに移動している。この世代、数少ない募集時からの角居厩舎預託馬であり、
「この娘は結構やってくれそう」と、内心期待している (ノーザン系の育成馬に比べれば、写真ではやや
緩めに映るが、ロード馬としてはこれが普通)。
ワイルドココの三姉妹の夢だか、週末の新潟のファイナライズを、また応援したい(^^)。