売り上げの多い主催者には高素質馬、強い馬が必然的に集まるのであろうが、近年では高知競馬がその傾向が強い。
今年の3歳馬。シンメデージーが東京ダービーで地方勢再先着の4着。関東オークスではグラインドアウトが3着。明日の高知優駿にプリフロオールインは、シンメデージーよりも強いのではと評価されている。
古馬では、昨年の3歳三冠のユメノホノオが2000m前後のレースでは無敵である。そろそろJRA馬相手のレースを見てみたい。
地方競馬の西日本限定戦では、当地の馬が上位入線するのは日常の姿である。
自分が本格的に競馬を見出した90年代では、高知の2歳、3歳戦は、よそからの転入馬頼りで実施し、能力の高い馬はいなかった。交流重賞では当然出番の無い状況で、売り上げ不振の今世紀当初では廃止の危機にありました。
主催者が思い切って、ナイターを通年で行うようになってからは売上げが伸び、今に至ります。
高知競馬には、かつての岩手や笠松のような役割を期待するし、岩手や笠松も復活してもらいたいと思うこの頃であります。
