スーパーバンタム級初戦で、WBC、WBOチャンピオンになった井上尚弥。
2戦目で早くも4団体統一戦を迎え、タパレスを10RでKO勝ち。同級2戦目で、早くも4団体統一王者になりました。
バンタム級の時は、4団体統一に4年余りを要し、統一即返上だっただけに、スーパーバンタム級では4団体統一王者として、何回防衛するか楽しみです。
井上の場合、とにかくKO勝ちが多い。
かつてのボクサーは、喧嘩の延長で不良なことを売りに辰吉丈一郎や亀田興毅は「わいはKOで勝つで」と言いつつ、判定勝ちが多かったが、井上は大口を叩くこともなく、純粋にアスリートとしてボクシングをしている印象。
10年近く世界戦線で活躍する井上がハードルを上げ過ぎて、同じように活躍する井岡一翔の活躍が霞んでしまいます。
その井岡は、恒例の大晦日に王者統一でない普通の防衛戦を行う。
ここは5回以内でKO勝ちして、存在感を示してほしい。