函館スプリントS、エプソムC、マーメイドSレビュー | 競馬予想。

競馬予想。

主に重賞予想。基本身内向け。

函館スプリントS(予想

※赤帯は的中目

 

ちょっとさぼって週またぎで回顧。

 

久々の快勝レース。年によってはざっくり差しの決まるレースではあるが、今年は現地行ってたこともあって馬場状態を見極められたのは大きかった。ただ雨が降ってきてたので、傾向が変わるのではないかとちょっと冷や冷やだったが。

 

想定通りに走ってくれた本命馬語ることも無し。◎サトノレーヴはまさにそういうケースだった。もしこれが外枠引いてたりしたら、そのほかの上位馬の顔ぶれを見てもどうなってたことか。相当難しい予想になってたと思う。

 

アサカラキングは出負けしたのが全て。それでも2番手取れるのは非凡ではあるのだが、この手のワンペースなタイプの怖さを見た思い。ババを掴まされなくて良かった。

 

ビッグシーザーはそうなるんじゃないかと思ってたが枠に泣いた。これは負けてなお強しといえるのでは。フォーメーション2頭目に置いてたので、正直来てくれてありがとう。

 

逆に4,5着馬は枠なりの立ち回りで上位に来たクチ。

 

2着ウイングレイテストは阪神Cで前半3F33.1で逃げたことがあって、初距離のここでもテンのスピード負けしない実績は残していた。59㎏でもあり、引き続き侮れない馬になるパフォーマンスと言える。

 

他の人気馬ではジャスティンスカイ。初の千二の前走が後傾ラップのスローなレースだったが、スプリント戦らしいテンからガンガン行く今回は位置取りを落とす。この日の馬場ではこれでは勝負にならない。本質的にはやはり千二は忙しいのか。少なくとも慣れが必要。外差しの利くような馬場ならなんとか。

 

 

エプソムC(予想

 

◎アルナシーム、当てにならない馬だというのは分かってはいたが。今回またしても人気ほどにも走れず。馬の出来がいいとは思っていたが、逆に少し良すぎて馬の気持ちが前向き過ぎたのか。11.1-11.3-11.5と、速い2~5F目までのラップで番手を上げていくようでは、脚の使い方としてコスパが悪すぎ。これでは終い持たない。前に馬を置けない外枠も答えたか。この競馬ぶりだけ見れば距離短縮が良さげではあるが、名手が3度目の騎乗でこれ。そんな単純な馬ではないし、だからといって大負けしてるわけでもないのが悩ましいところ。

 

勝ったレーベンスティールはそもそも力が違い過ぎるので、普通に走ればこうなるという話。予想では様子見したいとは言ったものの、オッズ的に妙味がないとも言い切れない微妙なところ。結果論だが馬連3連複の配当からすると、これからでも何ら問題なかった。59kgも嫌われた部分があったのかもしれないが、函館スプリントSのウイングレイテストもこれで来てるし、斤量は実績の証。別定ならあまり関係ないのかもしれない。

 

2番人気サイルーンは馬券にはならなかったが、初重賞挑戦としては上々の内容。相手次第ではいいところあるだろう。マイルに戻れば尚良い。

 

2着ニシノスーベニアは延長での初距離、外枠というのを嫌ってノーマークにしていたが、思っていた以上に粘っこい競馬で好走。なんかよく分からないが、最近ハービンジャーがキテる感じ。

 

 

マーメイドS(予想)

 

まずはアリスヴェリテの永島まなみ騎手重賞初制覇おめでとう。陣営からの指示はあったのだろうが、1頭他と違う競馬の大逃げがはまった感はあるにせよ、50kgの軽量も目一に生かしての勝利。ただ、時計もかなり速く、全体的には差し追い込みの競馬。馬場は本質的に後ろの馬有利だったはずで、斤量を差し引いてもそう弱い内容ではないのか。まあ結果がどうなるかはその時考えるとして、こういう馬がいると面白いのでエリザベス女王杯へ是非向かって欲しいものだ。

 

エーデルブルーメは人気馬らしい正攻法で位置を押し上げるもあと一息。最後はこの馬も止まっており、後続に詰め寄られてたが、さらに上を目指すという点では少し不満な内容ではある。

 

コスタボニータは出遅れてたから仕方ない面はあるものの、後ろからの競馬してた馬の中ではあまり着順を上げれておらず、少し負け過ぎの感はある。体型からしてもこの距離はやはり長いと思う。違った原因もあるかもしれないが、距離短縮で見直しはできる馬。

 

ミッキーゴージャスは展開不向きで大敗。トップハンデ、出来自体もまだ本調子とまではいかない中での、ハイペース前目追走だったのできついところはあった。

 

エリザベス女王杯の展望まで含めて総括すると、通用するのは展開次第で勝ち馬のみ。他上位馬はメンバー次第でサマー2000シリーズで馬券内といったところか。