競馬予想。

競馬予想。

主に重賞予想。基本身内向け。

 

買い目

単勝 9

3連複/馬連 9-1,7,8,10,12,13,14,15,16,17


ここも実力比較が難しい。とりあえず東京芝は先週のフローラS同様、直線で速い脚を使える馬じゃないとキツいのかとは思う。


本命◎は9へデントール。前走も楽勝だったが、むしろ注目したいのは前々走の未勝利戦。勝ち時計は翌日の京成杯を上回る。何より優秀なのは、レースのラスト1000mが58.5と未勝利どころか古馬3勝クラス匹敵の高レベルレースを向う正面から捲って動いて、ラストは11.2-11.3。かなり長いこと脚を使っていながら、このラスト2Fは驚異で、もしかしてこの馬かなり強いんじゃないのかとすら思う。てか負けたのが皐月賞馬ジャスティンミラノだけだし。この2戦の内容なら距離延長も何ら問題ない。短期免許の外国人にいきなり有力馬というのもどうなのか、という気もするがその分今のとこ2番人気。これなら狙いが立ちそうだ。


◯は7シュガークン。血統の良さをそのまま出してる感じ。前で自分立ち回れる有利さもありそう。


▲は↑上表には入れ忘れたが10ウインマキシマム。一応同距離同コース勝ちということで。


馬券は単勝馬連3連複で。

 

買い目

馬連/3連複 16-1,3,4,5,8,9,10,12,13,15,16

 

 今年から条件変わったが、1勝クラス勝ち上がりの馬が異常に多く、実力関係の比較が難しい予想困難な一戦。


何をとっかかりに考えてくかだが、ここは展開と見る。メンバーを見渡すと逃げ・先行で勝ち上がってきた馬が多く、揉まれる形に不安のある馬もまた多い。この中でいい位置を取り切った馬が上位に来る可能性も高いが、それを読み切るのは至難の業だし、先行激化の可能性も考えられる。そうなると控える競馬で結果を出した馬から入りたいと思った。


本命◎は16ハーバーライト。まず前走伏竜Sの4角の画像を見てみる。

出遅れて後方から。4角ではかなり外に振られる不利。1000m通過63.9、勝ち馬は逃げ切りの展開でこれは厳しい。コンマ5秒差はよく詰めてきたと言っていい内容。今回はもうちょい展開は向くだろう。


そして何よりいいのは連勝したコースに戻ること。適性や初の長距離輸送がある関東馬など、やって見ないとわからない部分が多い中で、これはかなりのアドバンテージ。あとは実力的に足るかどうか。


◯は12ムルソー。この馬の前走は他の1勝クラス勝ち馬より、明らかに時計内容とも抜けている。ただ前走はかなり押してハナ切ってたので、今回のメンツだとテンのダッシュという点でやや見劣るか。この馬に限らず先行馬全般に言える話だが、位置を取れなかった時にどうなのかというのはある。


▲は4ミッキーファイト。これも1勝クラス時計が優秀。ただ2戦とも出遅れており、前走は外枠だったから挽回できたが、今回この枠で出遅れるとキツイ。


△15アラレタバシル。これも前走差して好走。インを捌いてきた味な内容も好感。ただこの枠では内を突けるアドバンテージが生かされないと見る。距離延長、長距離輸送など

いろいろ課題も多い。


馬券は馬連3連複で。穴推しはよく分からないので今回はなし、

早くも半分。福島競馬場編。

 

前日はまず広島空港から仙台空港へ。
 

21時も回って仙台駅着。
 

仙台と言ったら牛タンだろ? 最初行ったところはもうLO過ぎてます言われた。まだ開いてるとこ探して。
 

明けて翌朝福島へ。なんと仙台からは終点福島競馬場行きの高速バスが出ている! 実に楽チンと言いたいとこだが、発車ギリに乗ってしまった為に補助席に座るという事態に。当然何カ所か停留所があって下車する人も出てくるが、補助席をたたんで一旦出ないといけなくなる首都圏の電車あるあるみたいな羽目に。まあ運賃が\1,300とかなりリーズナブル、広島市内→広島空港のリムジンバスよりも安いことを思えば贅沢も言ってられないか。しかし7時発だと甘く見ていたが、8割方競馬場下車だったし、ギャンブル不毛の地仙台でも競馬熱心な人は意外に多いのかもしれない。
 
で、競馬場の前に昨年行こうかと思いつつも行かなかった古関裕而記念館へ。競馬場の近所にある。今一度どういう人か説明すると、有名なところでは「栄冠は君に輝く」、「六甲おろし」、「闘魂込めて」など野球にまつわる曲を多数作曲し、文化人でありながら野球殿堂入りも果たした超大物作曲家である。それ以外でも多数。
 

とはいえ直行するにはまだ早いので、マックの南向かいの吉牛で朝食。
 

その建物。内部には触れないが、なかなか良かった。
 

そして競馬場へ。
 

スタンドすぐ裏が道路っていう。この造りもJRA唯一。
 

あとは場内雰囲気などを。
 

 
 

 
 

 
 

てかまだ高い山の上にはまだ雪が残ってるんだねぇ。
 

 
 

メインが終わってすぐ翌日の東京競馬場へ向けて移動。てか去年もこの16:16に乗ったな。ちなみに府中へは大宮で降りた方が早い。てなわけで東京競馬場編へ。

 

 

 

福島牝馬S(予想

※赤帯は的中目

 

 

 

 

 

 

◎コスタボニータ勝利。本命の勝ち切りは久しぶりのような気がするが、この馬の場合ちょっと根性なしで詰めの甘くなるところがある。直線2,3着馬のインでがっつり詰まった時はこれはやらかしたと思ったが、そこから立て直して差し切る着差以上に強い内容だった。

 

ただ最大の勝因は「風」。とにかくこの日は3,4角から1,2角方向へ強風が吹いており、向こう正面から3角までが常に向かい風。ここで追い上げたい馬にはかなり不利になる。実際タガノパッションは後ろでじっとしてては勝負にならないということで、早めに動いた騎手の判断自体は正しいが、この日の気象ではどうしようもなかった。同じことはグランベルナデットにも言えるし、全く人気のないピンクジンやエリカヴィータが掲示板に入って来ていることからもお分かりいただけるかと。この日の最初の芝の競馬を見た時点でおやっ?と感じてコスタボニータ本命に出来た。

 

予想をUPした後の8,9R芝で1番枠が連勝しており、この時点でもういくら何でも馬券になるだろうと思ってた。こういうのも現地で朝から馬券買ってるから分かることで、もしそうでなかったら恐らくタガノパッションかライトクオンタム本命にしていたのではないか。下手すればまた競争中止になる馬を本命、なんてことにもなってたわけで。とりあえず人馬共に命まで取られなかったのは何より。

 

 

マイラーズC(予想

 

レース立ち上がりはセッションが先手を窺おうとするところを、枠を利したトゥードジボンが制してハナを取り切る展開。しかしながら前半3F34.1はさすがに速すぎて先行馬全滅。これが無ければもう少し違った結果になったかもしれない。また雨が降って稍重馬場だった影響もあったか。

 

ソウルラッシュは競馬場は違えど一昨年も稍重馬場を外から差して勝っており、今回は展開含めてばっちり嵌まったのだからこれくらい完勝も納得といったとこだろう。乗り替わりも結果的に良かった。モレイラからという意味ではなく松山からという意味で。10Rも松山から乗り替わりが勝っていたが、これが無かったとして連勝していたとはとても思えないのだが。

 

◎セリフォスは競馬としては悪くなかったが、馬場どうこうというより今回は馬体重+12㎏。少し先を見据えた仕上げという部分の差か。

 

問題は6番人気ニホンピロキーフを消してたことw 馬というより田口貫太は一回重賞で馬券になるまでは買わないと決めていたので。思ったより早くその枷が早く外れることとなった。

 

馬券としては本命2着なのだから外すなよ、なんだけど儲けるという意味で勝負消しした馬に来られるという難しいレースだった。

 

 

フローラS(予想

※赤帯は的中目

 

ここは◎ラヴァンダ完全読み通りというか期待通りの走りで2着。◎○ワイドもばっちりで馬券は快勝! 短いところを使っていたのでこの位置は取れると思っていたし、前日のヤネの福島牝馬Sの乗り方を見て絶対ラチ沿いを離さないと見ていたが、それも含めての期待通りだったと思う。先週レビューでは辛目のことを書いたヤネだが、これくらいは出来る子。馬に関しては、狭いところを割って来る根性はなかなかのもの。勝ち馬とは馬体が合っていればまた違っていたかも。ただ、予想の時点で攻めてきていると言ったが、その通りに馬体を減らした感はある。ギリギリという程ではないが、ちょっと本番に出てきたとしてもローテーション的に厳しいのかという感想が先に出てくる。

 

勝ったアドマイヤベルは抜け出すときの脚が速くちょっとここでは一枚違った。3F目以降のラップでは最遅が12.3、最速が11.6。この時期の牝馬としては厳しめの淀みないラップでレースレベルとしては結構高い。それ故の反動が気になるところではある。ラヴァンダよりは長距離輸送が無いとか諸々余力がありそうだが、そこさえクリアすれば今年の桜花賞組はオークス向きと言えそうなのが少ない感があるので、この馬にも出番はあるかも。どんな調整をしてくるか注視したい。

 

写真判定4着のクリスマスパレード。調整が緩いと指摘したにもかかわらずの10㎏減。評価としてはよく走ったと言えるのでは。恐らく間隔を開けてくるだろうが、しっかり攻めても馬体を戻しているようであれば、この馬はもっとやれる。

 

なぜか1番人気になっていたバロネッサ。2角でラヴァンダと接触する不利。少しかわいそうな競馬になった。ただそうなってしまうのも危惧していた通りに今回もスタートがあまり良くなかったから。

 

今週は本命馬が全て2着以内。配当というよりは読み通りという意味で予想満足度が高い週だった。より人気薄を本命にしたい気持ちは常に持っているが、そこをこらえて現実的チョイスが出来たのは良かったのかなと。



買い目
複勝 3
3連複 3-1,4,6,7,8,9,10,13,14
ワイド 3-8

単勝一桁台が6頭。割れて難しい混戦。

東京芝は全体時計というか上がりがやたら速い。ペース次第ではあるにせよ、未勝利戦でも上がり3F33秒台を要求されており、ここもただでさえペースが上がりそうにないメンツで、直線速い脚を使えない馬は厳しいだろう。

本命◎は3ラヴァンダ。チューリップ賞は、直線2回くらい前が塞がる場面があってまともに競馬になってないが、それで7着は悪くない。なにより今回の推し材料は調教。1週前追いはウッド馬なりでラスト11.0。今までは短いところでそれなりのペースのレースをやってきてたので、それほど速い上がりをマークしたことはないが、これなら中距離で折り合えれば切れそうな予感がする。また最終追いも秀逸で坂路50秒台。かなり負荷をかけており、権利取りの気合いを感じる。

◯は8アドマイヤベル。コース経験豊富でデビューから常に33秒台の上がり。牝馬同士なら当然ここでも有力。

▲は1バロネッサ。前走は未勝利戦の時計ではない。ただデビューからの2戦はいずれも出遅れており、今回は先入れの奇数枠。まして1番枠。ゲート開いてみないと分からないリスクを抱えてるのがちょっと嫌。

△6トロピカルティー。前走は不良馬場の大外回して3着は結構強い。ただこの馬も連続で出遅れており、大雑把な競馬になっている。腐っても重賞なのだからゲートをまともに出たい。

△14クリスマスパレード。2戦2勝で底を見せてない。決め手勝負でどうなのか分からない面はあるが、血統的にそう見劣りするものでもないかも。気になるのは、見た目の動きは悪くないが、調整の手緩さを感じる点か。これでも走ってくるようだと素質相当。

馬券は頭まで取り切りそうな候補が多すぎるので複勝。あとは◎◯ワイド、3連複。穴は6枠のドゥラメンテ産駒2頭△9サンセットビュー、10マルコタージュ。33秒台の脚を使った経験がある。二千で折り合いが付けば、一脚は使って来そう。



買い目
単勝 3
3連複 3-1,8,10,12,13,14,16,17
ワイド 3-13


本日は東京競馬場也。

昨年こそ完全差しの競馬になったが、例年人気薄の先行粘り込みが目立つレース。そこらも気にしつつ、本命◎は3セリフォス。ここなら正直格が違うが、それで2番人気ならといったとこ。この馬、キャリア12戦のうちG1で8戦してるのだが、実はG1外の4戦はG2の2勝含め全勝だったりする。休み明けいきなりG1といった使われ方をすることが多かったが、現実的に賞金を稼ぎに来てるのではなかろうか。

◯は13セッション。前残り期待枠。坂井瑠星とも手が合う。

▲は14ソウルラッシュ。この馬も格上の存在。しかしながらモレイラからの乗り替わりがプラスになるはずがない。まあまだ松山弘平よりは団野大成のほうがマシかもしれないが。またこの馬も結構内枠巧者のとこがあって、諸々ちょっと1番人気で買いたくなるシチュではないだろう。

△10コレペティトール。金杯同様の競馬で内を掬ってどこまで。

馬券は単勝、◎◯ワイド、3連複。穴は近走成績の割に人気のない△16ボルザコフスキーは脚質には目を瞑って、△17エエヤンは前走で復調の気配。前残り枠で。



買い目
複勝 1
ワイド 1-11
3連複 1-6,8,9,10,11,12,13,14,15,16

本日福島競馬場也。

3週開催の最終週となる福島。使用コースはBコース替わりとなる。例年逃げ差し互角のレースではあるのだが。

今年は、という話をするとこの中間全く雨が降っておらず、少し下が硬そうな感じ。下が掘れておらず、あまり芝の塊が飛んでないので、これならメインまでに悪化するというのはあまり考えなくて良さそう。先週の中山と同じで、これはあまり外回すと厳しい可能性もある。最悪内外フラットというところと推定。

そしてまた最後の直線追い風が結構強く吹いており、これも影響を与えそうな感じ。

それらを踏まえ本命◎は1コスタボニータ。とにかく小回りイン巧者の馬で、前走は枠なりに外回りされたのが響いた。インが悪いとどうなのかというのはあったが、現場の印象としては、そこまで気にしなくても良いのかと思う。また向こう正面では向かい風になるが、前に馬をおいて上手く風除けとして競馬出来そう。脚を残して最後の直線へ向かうことができそうだ。1番人気ではあるが、このくらいのオッズであれば。

◯は11タガノパッション。前走時本命だった馬。レビューで書いたとおり、位置取りというより最後の50mは止まってたので、平坦のほうが良いだろう。内を突ける馬なので、この枠ならケースバイケースで内外どちらも選択できる。あとは前々走くらいの位置が欲しいが、その時のヤネに戻るのはいいかも。

▲は13ライトクオンタム。小回りで控える競馬を試みた前走が思いのほか好内容。この脚の使い方なら距離短縮もいい方に出るのでは。そもそも勝ち馬のダンディズムは福島記念2着馬。それからすると相手関係からしてもチャンスは十分。また馬体重の維持に苦労していた馬だが、この馬にしては、いやそうじゃなくてもこの中間はかなり攻めており、最終追い坂路では自己ベストを大幅更新。体調も良さそう。4角ではある程度の位置にいたいが、今日は外回すと厳しくなる可能性を考慮してこの印。馬場次第では本命も考えていたが。

△8ウインピクシス。これも前走本命にしていた馬。愛知杯も最後の直線追い風。テンを出していったが故に勢い付き過ぎオーバーペースに。まともに競馬すれば3,4走前の内容からここでも足りる馬なのだが。今回は最終追いウッドがラスト10.8とかなり速い。調教の良さという点では福島記念以来かと。あとはどれだけ直線までスムースに回れるか。

△16グランベルナデット。前走でようやく本来の力を見せた。本来牝馬同士ならここも通用の素質馬。問題は向こう正面でまともに向かい風を受けそうなこと。少し乗り方が難しい。

馬券は3連複と◎◯ワイド。勝ち切りそうにないイメージもあるので複勝。穴は2頭。まず△6エリオトローピオ。福島で3-1-1-0、それ以外で0-0-0-17。ここまで極端なことがある?笑 もう1頭は10キミノナハマリア。前走は3勝クラス4着も、牝馬同士ならそう差はないと見る。成績も良い千八に戻って前進の期待。

アーリントンC(予想

 

蓋を開けてみれば◎ジュンヴァンケットはまさかのかかりまくり。前走差して競馬してた馬の同距離の競馬でこんなことになるとは、夢にも思わず。キャリアの浅ささえ出なければと書いたが、ここまで浅いとは。それにしてもあそこまでのかかり方は滅多にお目にかかれない。馬の性格的にどうにもならない部分もあるかもしれないが、初騎乗だったわけでもなく岩田望来ももうそれなりに経験を積んできたのだから、重賞の人気馬でこういう無様なことは起こさないで欲しいものだ。

 

レースとしてはとても重賞とは思えないテンの3F35.6。最近こんなの多くないか? とはいえスローにしても上位馬は32秒台での争いになっており、いくらスローでもこれくらい出す馬はそれなりに能力があるのだろう。

 

ディスペランツァ、というかモレイラだがほんと勝ち切るのが凄い。滞在中の間、何個重賞を勝つのだろう。逆に言えばモレイラからの乗り替わりはどの馬も差し引いて考えなくてはいけないと思うほど。

 

 

アンタレスS(予想

※赤帯は的中目

 

ここは◎スレイマンが注文通りの2番手から難なく勝ち負けに絡む。正直1角でもらったと思った。

 

むしろミッキーヌチバナが頭まで取り切る方が意外。太宰啓介。細々と現役やってるが重賞を勝つとは中々やりおる。

 

ハギノアレグリアスはまあこれは実績通り。今回に関しては若干、まだきっちり作っていないというか本気度の問題もあってのこの着順だったのか。とはいえ4着は5馬身離しているので、最低限力は見せたというとこ。

 

ヴィクティファルス、付け加えてテーオードレフォンも意外な大敗だが、まあこういうことは往々にしてある。上位人気同士の対決の構図で如何にババを引かないかがテーマのレース。まあ配当は大したこと無かったが良しとせねば。

 

 

皐月賞(予想)

 

まさかの◎ダノンデサイル競争除外w レースに参加できなかったのは寂しいが、詮無きこととはいえ走っていたらどうなったかというと厳しかったんじゃないかな。それを考えると全額返ってきたのは悪くなかったのかもしれない。

 

レースはメイショウタバルが引っ張ったこともあるが、中間雨が全く雨が降っていなかったこともあって馬場が高速化。2開催連続の最終週でレコードという事態になった。ただペース自体が速くても高速馬場だと前がそう簡単に止まらないし、後ろは物理的に長い距離追い込んでこなくてはならず、それなりに前にいた馬が上位を占めた、というのが簡単な総括か。

 

自分にとってこれは難しい結果になったと思ったのは、共同通信杯組が馬券内に2頭入ったこと。超スローの上り32秒台を問われた展開だったが、皐月賞はレースの性格として全く違うのでこの組は正直軽視していた。実際ラップ構成も全く違っているし、それでも来たのは能力が結果違ったと言えばそうなのかもしれないが。

 

このレースは当然ダービーの最も重要な参考レースとなるわけだが、個人的に結論から言うと正直今年はつながらない年と見る。というのも勝ち時計の速い年はダービーに直結しないというデータがあるから。

 

上表は2000年以降の皐月賞で勝ち時計が1:59:0を切った勝ち馬達。何とダービーで馬券になったのはドゥラメンテとディーマジェスティのみ。苦戦する理由1つめとしては、時計が速いが故の反動が出るということ。ドゥラメンテもダービーこそ走ったが、結局ここで故障引退ということになった。ディーマジェスティもセントライト記念勝ったがこれが最後の馬券がらみ。その後はそう長い現役生活を続けられなかった。2つめは時計勝負に強いスピードのあるマイラー色が強い馬が勝ったパターン。ダイワメジャーやロゴタイプの年がこれ。距離が長くて来れないパターン。勝ち馬ではないが今年はパレスマリスがそれに近いのかなと。

 

逆に狙い目となりそうなのが、後ろから差を詰めただけで終わった4,5,6着の馬達。終いだけなので反動はこちらの方が無さそうだ。或いは今年は他路線、青葉賞や京都新聞杯のレース内容も例年以上に注視していきたいところ。以上。

 

で、今週遠征します! 今回は競馬オンリー土曜福島(福島牝馬S)、日曜東京(フローラS)。

 

 
買い目
単勝 16
馬連/3連複 16-1,2,3,5,8,9,10,12,13,14
ワイド 16-12,14
 
 
今年の皐月賞は印がいくらあっても足りない極めつけの混戦。本命候補になったのも6頭くらいいる。
 
馬場的には最終週ということもあってさすがにイン有利にはならず、昨年のように完全外差し馬場になるような年も。土曜中山はあまり参考になるレースがなかったが、内外脚質互角程度に見積もっておきたい。ただ、ここへのトライアルレースは少頭数のレースが多く総じてここを前で好走した馬は余り評価していない。まあ例年そんな馬からも馬券になる馬は1頭くらいは出るのだが。
 
あと予想に当たってはやはり同コースのホープフルS、京成杯、弥生賞が重要になってくるとは思うが、正直これらのレースはそうレベル差が無いとみており、その結果と人気のギャップを利用した予想をしたい。
 
本命◎は16ダノンデサイル。京成杯の勝ち馬。昨年のソールオリエンスと同じローテだがあまりにも人気がなさすぎる。上画像は単勝人気順をスクショしたものだが、その中に名前が入っていないっていう。本命にした理由はまずシンエンペラーが実に良い物差し馬だということ。これと差なしの競馬をしたのなら、ここで馬券になる資格は十分すぎるくらいにあると思う。あとは当然オッズ。ここまでくれば単純に来る確率には目を瞑ってもいいだろう。
 
〇は14シンエンペラー。一連の堅実な成績からここでも崩れなさそうではある。ワンパン足らなさそうではあるが、当然有力。
 
▲は12コスモキュランダ。前走は弥生賞としてはかなり速い時計で勝利。フロック視されてるのかわからないが、もう少し人気してもいい馬だが、モレイラが乗ってこの人気。
 
△9アーバンシック。京成杯はただ1頭後ろから馬券になった。ただエンジンのかかりの悪さが気になる。多頭数の今回置かれると厳しいので位置取りがカギ。
 
△10レガレイラ。ホープフルSは鮮やかな勝利も、やはりこの乗り替わりはプラスとは言い難い。アーバンシックとレガレイラ、ついでに言えば桜花賞勝ちのステレンボッシュも含めてこの馬たちはいとこ。血統の妙で来るときはまとめてくるのでは。
 
△8ジャンタルマンタル。二千経験がないのがやはり気になる。距離延長でいきなり弱くなるもんでもなかろうが、ベストでもないのかなと思う。
 
△13ジャスティンミラノ。共同通信杯は極端なスロー。展開に恵まれたのは確か。
 
△2メイショウタバル。前走は強かったが、阪神が極端な前残り馬場だったアシストもあった。今回は距離延長に加え、前走ほどイン有利にはならないので、常識的に割引が必要なのかと。
 
馬券は単勝、馬連・3連複。ワイドは◎から○▲へあてる。穴は△1サンライズジパング。ホープフルSは不利があっての3着で悪くない内容。これもシンエンペラーとの比較からもそこまで馬鹿にしたものでもないかと。