【野菜】 9/4(火) 白ネギ土寄せ
本日はアグリスタートアップ研修との共催。
スタートアップ研修とは、自分が属する研修科とは別に、学校側が指定した作物の栽培に興味がある県内の就農希望者を対象にしたコースで、期間限定で週2回ほどあります。
本日の作業はネギの土寄せがメイン。
■気象条件
[天気] 曇り
[気温] 26℃(9時) 27℃(12時) 28℃(15時) 27℃(18時)
[湿度] 概ね80%
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/31/6920/31203/6820402.html
■講義(午前)
<テーマ> ネギの特性について
<要旨+α>
・作型は春ネギ、夏ネギ、秋冬ネギの3つに分類される。
・露地が中心だが、ハウス、雪よけのためのトンネル栽培もある。
・秋冬ネギは収穫期間が約3ヶ月(10~12月)と非常に長い。
上記に伴い、栽培に要する全作業時間の7割は収穫関連作業が占める。
・鳥取では20世紀梨に次いで2番目の作付面積を誇る。
http://www.apionet.or.jp/nogyo-kikin/aguri/index-2.htm
全国では6位(H14)。関東強い。西日本では1位。全国的には珍しく、一年中出荷できる体制になっている。
http://www.pref.tottori.jp/shijou/taste/f-information/sironegi/part1/page1.htm
・ネギは大きく葉ネギと白ネギに分けられる。鳥取は白ネギ中心。
この白い部分(=「軟白」とよばれる)は、地中に埋まっている部分である。
鳥取県では軟白が27cm以上のものを推奨しており、意図的に軟白を伸ばすために土をかぶせる作業、すなわち「土寄せ」を決められたタイミングで行う。
■作業内容(午後)
<施設> 特になし <育苗> 特になし(おそらく誰かが水をやっている)
<露地>
・茄子 …収穫、脇芽とり
・ピーマン …収穫
・ゴボウ …収穫、袋詰め
・ネギ(秀逸、夏扇) …追肥(A-801 15kg/10a)、土寄せ
・ブロッコリー …元肥(セルカ粒 100、苦度重焼リン 20、IB化成S1 100、FTE 6※)、耕運
※いずれも数字の単位は kg/10a
■作業・観察ポイント
・土寄せは専用の機械を使って行った。機械名と写真撮り忘れ。
土は、ネギの葉が分かれる部分より少し下までかぶせる。土がかかっているという感じ。畝間の最低部から土寄せの最後部まではおよそ20cm(写真参照)。土寄せは一定期間後再度行う。全体では5、6会程度。
・追肥は、(液肥ではないので)均等に手でまく。原材料や詳しい成分は袋には書かれていない。元肥は基本的に重い。年配の方には持ち運びが大変そうだ。
↑土寄せ前。畝間は平坦になっている。
↑土寄せ後。畝間の土をネギに盛る。高さおよそ20cm。
■課題・直近で学習したいこと
・トラクターによる耕運→11月にトラクターの操作実習があるかもしれない。
・一般的な堆肥のパターン
↑トラクターで耕運後の圃場
以上
【野菜】 9/3(月) イチゴ用高設準備
とりあえず最初なので手探りです。
体裁は追々修正し、必要な情報も追加・取捨選択していきます。
基本的に下記のように研修日毎の気象条件、作業内容、課題などを書いていきますが、全体的な研修内容(誰が何の目的で何をやっているのか等)も順次更新していきます。
あと、自分は「野菜」と「果樹」を専攻しており、当日の専攻をタイトルのはじめにつけることにします。(今日は野菜)
■気象条件
[天気] 曇り時々雨
[気温] 26℃(9時) 27℃(12時) 26℃(15時) 26℃(18時)
[湿度] 概ね80%
http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/31/6920/31203/6820402.html
■作業内容
<施設> ※H~ハウスID
H1 (ミニトマト) …収穫&パック詰め、脇芽とり、誘引、トマトトーン、カルシウム剤(カルプラス 500倍)散布
H2 (ストック) …特になし
H3 (ミニトマト) …収穫&パック詰め、脇芽とり、誘引(下記写真)
H4 (施設イチゴ) …高設準備
H5 (メロン) …特になし
※各々の品種は後日補足
<育苗>
・ブロッコリー、チンゲンサイ …液肥(キッポ青 500倍、サンカラー 1000倍)
・イチゴ …ポット受け
<露地>
・ネギ …防除(ジマンダイセン水和剤 600倍※1、カスケード乳剤 4000倍※2)
・コマツナ …防除(アクタラ顆粒水和剤 2000倍※3、カスケード乳剤 2000倍※4)
・イチゴ …ポット受け
・茄子 …収穫、脇芽とり
※1 vs黒班病、さび病 ※2 vsヨトウムシ
※3 vsアブラムシ ※4 vsコナガ
■作業・観察ポイント
・イチゴは親株から子株、孫株(ランナーと呼ぶ)が次々に伸び、それらをポットに固定することで根が伸びる。ハウス内、露地であまり成長に違いがなかった。
・イチゴはウイルスフリー株と普通の株両方あるが、現時点で差はない。
・高設はイチゴの作業効率改善のため。先々週から作業を始め、ようやく内張りを張り終える。
当ハウスは新品資材代のみでおよそ140万円。
組み立てまで外注すると一体いくらになるのか…。作業は最低2人必要。
参考→ http://www.ishiguro.co.jp/2004/030nobasu/2004/system/n020itigokou/020itigokotop.html
■課題・直近で学習したいこと
・イチゴの栽培方法全般
・ウイルスフリー株の作成方法、メリット、デメリット。一般的にコストが高いといわれるが費用対効果は?
・農業用語の整理
・薬剤の学習と整理
・PH、土壌水分量等の計測法、土壌診断法
・当日記への公開内容と、自己管理用データとのすみわけ
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以上、ざっくりと。
社会人数人の研修で、けっこうな種類の作物作ってますよね。収穫したものは直売所で売られ、売り物にならないものは持ち帰り自由です。
作業は分担性で、研修生一人が関わる作業は上記作業内容の4~6割くらいです。僕がメインで関わるのは現時点ではイチゴです。
今後の日記で期待すべきは、作業内容に対して「その薬剤で病気は防げたか?」とか、「なぜこの時期に土寄せをするのか?」とか、具体的な議論ができたら最高ですね。自分はまだまだ初心者なので今はほぼ無理ですけど。
それから、農業用語がいろいろ出てきて分からなかった人もいらっしゃるかと思います。注釈つけるか、リンク張るか、何か対策は考えます。
本日は以上。
読んでいただきありがとうございます。
この日記の全体構成です。
この日記では、当面左記の9項目に分類して随時投稿していく予定です。
途中で項目を変更することもあります。
1. 総覧
日記全体のことについて言及します。全体の構成の変更はこちらに追記しますが、各日記の内容変更は、コメントに追記していくことにします。
2.自己分析 ~なぜ農業か
なぜ自分が農業を始めたいと思うに至ったか、出身の土地柄、親族関係、退職の経緯も含めて記していきます。
3.農業業界・食生活研究
一言で「農業」といっても、いわゆる農作業を中心とした専業/兼業農家を始め、小売、流通、R&D、様々な形態があります。農家にも様々なタイプがあります。また、農政、海外貿易、日本人の食生活等も、一通り俯瞰したいと思っています。
書店の業界研究本で滅多に陳列されない「農業業界」を、自分なりに整理したいと思います。
4.農業大研修記録
2007年8月より、地元の県立農業大学に、研修生として通い始めました。
そこでの研修内容の記録、思うところを書き、備忘と同時に「農大ってどんな所?」と疑問を持っている人に対する答えになればと思います。
なお、研修内容を公開することについては講師の方の了解を得ています。
5.就農相談・農関連機関(施設)レポート
就農マニュアル等に掲載されている相談窓口や、農関連機関(市場、選果場など)、市民団体を断続的に尋ねています。そこでの様子をリポートします。
6.農家訪問・農家の話
現在の環境では、親族、友人含め、身近なところに農業従事者がいます。
彼・彼女らとの話や、作業環境、その他諸々書ければと思います。
7.研究・企業活動レポート
自分の就職先として興味のある企業(活動)、研究を整理します。時事ニュースや書籍から引用したり、実際に施設へ行くことがあればその模様をレポートします。
8. 書籍・ウェブサイト レビュー
農業や食に関する書籍、ウェブサイトを紹介・レビューします。
9.Tips・その他
上記1~8に分類されない、有益と思われる情報、雑感等を記します。
項目は以上です。
当面は、現在農業大に通っているので、その研修記録の更新が投稿の中心になります。
その他の項目は過去の出来事も含め、随時アップしていきます。
新規就農等を目指す過程の日記をスタートします。
はじめまして、あじのひらき(仮)です。
右のプロフィールにある通り、新規就農を決意して勢いで退職した者です。
新規就農とは言っても、資金や土地、技術等の問題で貯蓄が700万円以下の素人が専業農家として平穏に農業を続けていくのは難しいと、現時点では考えています。
しかしながら農業を生活の主軸として生きていきたいという思いは強く、農業そのものを諦めているわけではありません。「農業」という、狭くて広い門戸を叩いてまだ1ヶ月ですが、就農相談機関、研修施設等への訪問、県内外の農家の話を聞いていく中で、農業や農家を支えるモノ・サービス・研究が数多く存在することを知り始めています。
この日記では、専業/兼業農家への就農、もしくは農業関連の研究機関、企業等へ就職するため、考え、行動した履歴を自らの備忘録として、また、営農計画や志望企業・機関選定のための素材として、記録していきたいと思っています。
また、この日記を公開するに当たり、情報が少ない(と自分は思っている)新規就農に至るプロセスや、実体験に基づく研修や訪問で得た情報、感想等をリアルタイムに発信することで、同じように就農に興味を持っている人、迷っている人に微力ながら参考になることを願っています。自分もいろんな方の体験記を参考にしていますので。
同時に、現役の農業関係者、日記に興味を持った方からいろいろな意見を頂ければ幸いです。
以上、瑣末ですが冒頭の挨拶とさせていただきます。
よろしくお願いします。
次回は、この日記の大まかな構成を紹介します。

