一ヶ所で三種類のたなごが釣れたことから、柳川みたいということでミニ聖地と名付けたスポットに久しぶりに行ってみた。

 

環境はほとんど変わっておらず、また冬だというのに水位も十分あった。

 

たなごころ四尺のウキ仕掛けの新半月に自家製黄身練りを付けて壁際に落とし込むと、モゾモゾ、そしてスッと沈む親ウキの動き。

 

上がってきたのは、小さなアブラボテだった。

 

ここでは少数派のはずのボテが最初に来てちょっと意外な感じがしたが、5分後に銀色に輝く長めのたなごが来た。ヤリタナゴだった。

 

ヤリタナゴ

 

その後は釣れども釣れどもボテだったが、少し大きめの個体も混じった。

 

アブラボテ

 

ミニ聖地の名のもとになった残りの一種のカネヒラは来ないかなと期待しながら続けたが、小場所で数十尾釣り切るのも良くないので、二尾目のヤリが来たところで納竿とした。

 

二尾目のヤリタナゴ

 

結局ヤリタナゴ2尾、アブラボテ13尾の釣果だった。

 

リリース直前の約20分間の釣果。ボテが真っ先に黄身練りに群がってくるので外道は来なかった。

 

一年前に、ここでは珍しい普通サイズのボテが来てちょっと驚いたが、あの頃からボテが優勢になってきているようだ。ここからさらに拡散していくのかどうか、興味深く見守ってゆくことにしよう。