今年はサンフィッシュについての分類の見直しがなされたらしく、レッドスポッティドサンフィッシュに続いて、ロングイヤーサンフィッシュの亜種も二つの独立種に分かれた。

これまでノーザンタイプの亜種とされていたものが、新たにノーザンサンフィッシュという独立種になり、残りは今のところロングイヤーサンフィッシュの亜種に留まることになっている。

ノーザンサンフィッシュはカナダのオンタリオ州で 2005 年に釣ったロングイヤーサンフィッシュのノーザンタイプなので、カナダ第 47 種目はノーザンサンフィッシュとなり、2012 年3月に釣ったウエスタンタイプと 2013 年4月に釣ったセントラルタイプのロングイヤーサンフィッシュを便宜上アメリカ第 44 種目とすることにした。


2012 年3月にテキサス州のジャスティンというタウンを流れるクリークで釣ったウエスタンタイプのロングイヤーサンフィッシュ。下のセントラルタイプの亜種と比べて「耳」にこれだけ明らかな違いがあれば、いずれ別種になる可能性がある。


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2013 年4月にテネシー州ハーペスリバーで釣ったセントラルタイプのロングイヤーサンフィッシュ


スズキ目サンフィッシュ科レポミス属。パンプキンシードに似るが、鰓蓋の先端が長く伸びているのが特徴。耳の長さや向き、色は地域によってバリエーションがある。暖地のクリークや中小河川のほとんど止水のプールのうち、水が澄んでいて底が岩や砂で水生植物のある場所や、池、それに小さな湖の同様の環境に棲む。ペンシルベニア州からテキサス州にかけて広く分布している。無脊椎動物食性。最大全長 24 センチ。

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2013 年 10 月にアラバマ州北部で釣ったウエスタンタイプのロングイヤーサンフィッシュ

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2013 年 10 月にフロリダ州パーディードーリバーで釣ったロングイヤーサンフィッシュ

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2013 年 10 月にテキサス州南西部のメディナリバーで釣ったロングイヤーサンフィッシュ


2014 年 10 月にインディアナ州のオハイオリバーで釣ったロングイヤーサンフィッシュ2尾



2013年5月にインディアナ州で釣れたロングイヤーサンフィッシュ2尾


2013年10月にアーカンソー州北西部のバッファローナショナルリバーで釣れたロングイヤーサンフィッシュ


ロングイヤーサンフィッシュのハビタット