ほぼ1年ぶりにまた日本へ帰国中。今回はタカハヤムギツク草魚、タナゴ類、ヌマムツカダヤシメダカワタカカマツカヤマトシマドジョウなどを狙っている。

前日は宝満川支流へ行ってバークレーのブラッドワームでやってみたが、ギンブナオイカワしか釣れず、生きエサの必要性を痛感したので、この日はりんたろうミミズ、紅ザシのほか、ハヤ用チューブ練り餌も用意して遠賀川へ赴いた。

なかなか魚を見つけることができず、あきらめかけていたが、最後に寄ってみた支流の合流点近くの堰が大当たりで、オイカワの次に釣れて来たのが待望のワタカだった。りんたろうで釣れたが、その後ブラッドワームでも釣れることが確認できた。

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ワタカの俯瞰


その後本流へ戻り、ある地点の岸よりの砂底の上にカマツカの群れを発見。仕掛けを短くし、ウキを付けず板オモリを増やしていわゆるドボン釣り仕掛けにしてりんたろうをエサに狙ってみた。

しばらくは目の前にエサを置いても無反応だったり逃げたりしてしまっていたが、そのうちオモリを底でジギングさせてエサを躍らせたり浮き上がらせるとつられてエサに反応するものが現れ始めた。

だがそれでもなかなか喰いつかず、粘りに粘った挙句、一尾がエサの上で頭を下げてモゾモゾしたのを目視で確認してアワセたところ、ようやくかかった!思わず「やったー」と叫んでいた。

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カマツカの俯瞰


見た目も釣れにくさもまさに、「ジャパニーズノーザンホグサッカー」といった感じだったが、それほど分類学的には近くない種類なのに、ここまで性質が似るのはやはりいわゆる収斂進化というものだろうか。

とにかくヤマトシマドジョウは釣れなかったものの、この日の目的の3種のうちの2種を釣ることができたので、御の字だった。


2012 年 10 月に遠賀川水系の用水路で釣ったワタカ



2015年4月に佐賀県で釣れたカマツカ



カマツカの腹側



2017年10月に佐賀市内でたなご脈仕掛けにアカムシで見釣りで釣ったカマツカ



2017年10月に遠賀川水系の用水路で釣れた小さなワタカ


2018年10月に遠賀川水系の用水路で釣れた小さなワタカ


ワタカの腹側


岡山の百間川で釣れたワタカ、2019年秋


遠賀川水系で釣れたワタカ、2019年10月