1/26 大阪球跡めぐり(その3) | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

(その2の続きから)
 

野村克也さんに関する展示については前回の記事で紹介しましたが、今回はそれ以外の展示品を紹介したいと思います。
 
まずは、80年代のホークスに関するもの。
 
ユニフォームは杉浦忠さんが監督時代に着用していたものです。
杉浦さんも、野村さん同様に南海ホークスの歴史を語るうえで欠かせない存在ですよね。
エースとして大活躍し、1959年の日本シリーズでは前人未踏で未曽有の大記録である4連投4連勝を記録。
南海が身売りをしてチームが福岡に移る前の、南海ホークス最後の監督でもあります。
 
こちらは鶴岡一人監督時代に関するもの。
 
鶴岡監督が実際に着用したスタジャンも展示されていました。
選手として南海プレーし、30歳からは選手兼任監督に就任。
以降23シーズンに渡ってチームの指揮を執り、Aクラス21回で優勝11回、日本一も2度達成。
監督としての通算勝利数1,773勝は、未だ破られない大記録です。
 
この他にも、一リーグ時代や二リーグ分立期の展示もありました。
 
こちらは1946年、南海が「グレートリング」を名乗っていた時代の優勝トロフィーです。
 
また、さまざまなVTRなどが見られる視聴覚コーナーでは歴代の名選手が成績と共に紹介されていました。
 
中には宅和本司さんのような一瞬の閃光を放った玄人好みの選手や、
 
黒田さんや
 
鈴木孝雄さんのような、(失礼な言い方になりますが)数字だけを見れば地味に思える選手も紹介されていました。
キメ細かい展示で、素晴らしいことだと思います。
 
こういう展示を見る度に、我らがジャイアンツも早くこういう展示を作って欲しいと思う訳です。
このブログでは何度も書いていますが、2004年1月1日のスポーツ報知一面に書かれた「よみうりランド内に巨人殿堂建設へ」の記事の実現を、いまでも私は心待ちにしています。
 
また、ギャラリーの入り口には今回のクラウドファンディングで大きな支援を行った企業や個人の名前が芳名板となって飾られていたのですが、
 
この芳名板の1枚1枚が手書きで、しかも全て大阪球場で実際にスコアボードを書いていた方によるものとのこと。
 
こういう演出、ニクいなぁ~!