1/26 大阪球跡めぐり(その2) | Takumaのブログ

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穿ってゆがんだ愛で綴るジャイアンツとサインあれこれ…

(前回の記事の続きから)
 

大阪球場のホームベースとピッチャープレート跡地を見たあとは、同じくなんばパークス内にある「南海ホークスメモリアルギャラリー」へと向かいました。
 
この場所を訪れるのは、甲子園での巨人戦を見に来た際に立ち寄った2016年以来でしょうか。
前回来たときと今回では、実はギャラリーの構成が大きく変わっているんです。
 
それがこちら。
そう、言わずと知れた希代の名将・野村克也さん。
 
現役時代は選手、またプレイングマネージャーとして南海ホークスを支え続けたノムさんですが、その後の球団とのトラブル(何があったか知らない方は、ネットで調べればすぐ出てきますよ)によりチームを追われることとなり、以来南海とは確執がある状況でギャラリーにも展示がない状況が続きました。
 
2020年2月に野村さんが急逝後、同僚であった江本孟紀さんや野村さんの親族などが発起人となってクラウドファンディングがスタート。
集まった4,000万円以上の資金を基にギャラリーがリニューアルされ、ついにこのミナミの地に野村さんが戻ってくることとなったのです。

 

YouTubeに、ミュージアムリニューアル時のニュース映像が残っていました。

最後に出てくるファンの方の「最後のピース」というコメントが非常に印象的です。

 
ということで今回、リニューアルしたギャラリーを初めて訪れることが出来ました。
 
ちなみにユニフォームやボールなどの記念の品々は、息子である野村克則さん(現 阪神二軍バッテリーコーチ)やその他ご親族などの所蔵品を中心に構成されていました。
 
こちらは1977年、選手兼任監督最終年に着用していたユニフォーム。
 
やや明るめの”南海グリーン”のユニフォームは、爽やかで格好いいですね。
袖についた鷹のイラストも味があります。
 
また、記念のボールも飾られていました。
いまは4,500塁打と2,000本安打のものが飾られているようですが、リニューアル当初は別のボールが飾られていたようなので、定期的に展示品の入れ替えが行われているんでしょうか。
となると、また訪れないといけないですね!
 
こちらは野村さんが現役時代に実際に使用していた帽子。
写真だと分かりませんが、相当な大きさでした。
 
頭が大きい事で有名だった清原和博さんが西武入団当初、入るサイズのヘルメットがなかなか見つからず、球団の倉庫から野村克也さんが現役時代に使用していたヘルメットを見つけ、それを巨人やオリックスに移籍しても色を塗り直して使い続けていた…なんて逸話を聞いたことが有りますが、そんなエピソードに違わないデカさでした(笑)