の続き





こんにちは富士山
長々、読んでくれてありがとうー✨
大切なあなたへ
カウンセラーひなたです。






病院へ向かう車の中で
「こんなママの姿、見たことないでしょ。
いつも、こうなる前に、ばぁばのところに預けてたから…。」と夫が娘たちに話していた。







私は、
もー痛くって
肩からかかるシートベルトを握りしめて、
陣痛アプリで
痛みがきたらポチ…、
痛みが引いたらポチ…、












これをすることで、
とりあえず何かをすることで、
痛みを誤魔化して逃していた。








5時半を過ぎる頃には、
陣痛の間隔は2分〜3分置きになっていて、
その痛みは30秒〜1分ほど続いた。








あー、やば、ちょっとお尻が押される間隔が出てきたかも…。






『もし、いきみたい感じが出てきたら、また電話して下さいね。』と、看護師さんから言われていた私は、病院にその旨をもう一度電話して伝えた。







「あー、痛みが2分〜3分置きになって、ちょっとお尻を押される感じが出てきました。もう、電話出来なくなるかもしれません。」
何故か…、見栄なのかなんなのか、
外の人には、こんな時でも






私、大丈夫です。
そんなに痛くありません。
平気です。
( ˙-˙ )スーン





とみせたくなる。
我慢強い私
痛みに強い私
大丈夫な私
平気な私
を装って電話を切る。







そうして病院に着いた頃には、
陣痛の波が来ると歩けないくらいになっていて、
時間外入口まで車椅子で迎えに来てくれていた看護師さんのそれにありがたく座りせてもらった。








夫は立ち会い出来ず、病棟に入ることさえ出来ないので、
入院荷物だけ病棟入口まで運んでくれて、
このまま入院にかるかだけ、内診をして診るのを少し待つように看護師さんに言われて、
私は一人、産科病棟の入口へ進んだ。







下着を脱いで、診察台に上がり、自動であしが上がりひらいて内診を受ける。
「4センチひらいてますね。良いですね〜。じゃあ、このまま入院しましょう。」







助産師さんの内診を受け、
そのまま入院が決まった私は、
出産用のショーツと病院着に着替えて
夫へバイバイし、
   助産外来へ
(私は今回助産師さんたちにみて頂くことを選んだ。医師立ち会いかどちらが選択化に次女の時から変わった。)
お産をむかえる部屋へ入った。






中は、静かに、ディズニーの音楽が流れていて、
ダブルほどの大きさのベッドへ寝転んだ。








「じゃあ、点滴と抗生剤をしながら、赤ちゃんの心臓の音を、45分くらい取っていきますね。」






今回溶連菌の検査で陽性だった私は、
点滴の他に、抗生剤を受けながらの出産だと事前にお医者さんから知らされていた。






普段、そんなに注射を痛く思うことはないのだけれど(あれ?これも強がりかも?( ˙-˙ )スーン)、
陣痛で敏感になっているからか、
その針がすごく痛く感じて、
失礼ながら、看護師さん、失敗…、してませんかい?!とよぎり(;゚;ж;゚;)






私の失礼な妄想とは裏腹に、
点滴と抗生剤はキレイに落ち、
私の中へ順調に入っていった。






病院に着いたのが18時頃そこから30分ほどして、痛みが増すのと同時に
お尻を押される感じ、
いきみたい感覚も強くなって、
着いていてくれている助産師さんに
「いきみたい感じが強くなってきました…!」と伝えると






「じゃあ波が来たら内診してみましょう。」と
陣痛が来るのと同時に子宮口のひらきを確かめて、
「6センチくらいですね。」と教えてくれた。






30分で進んだことに安心しながら
赤ちゃんの通る道が頭に浮かんでいた。






まっすぐな
白いトンネルの先にある光






そこをスムーズに通れるように







たくさん酸素を吸えるように






スーーーっと通っておりていくイメージ







それを陣痛が来る度イメージした。







そして、強がりな私の大きなチャレンジ。







いつも、陣痛を耐える時、
夫の手を指を握っていた。






助産師さんは、陣痛が来るとお腹をそっと撫でてくれていたんだけれど






手を握って貰って安心したい。







だけど( ˙-˙ )スーンで
強がりだから
「手を握ってください」と口に出すのが






めちゃくちゃ恥ずかしくって勇気がいる。





だけど…、
甘えん坊なところも
そうすると安心できるのも
それが私なのも知っていたから







「あの…、甘えて良いですか?」







「手を握って良いですか?」






と、口に出してお願いした…!







すると、助産師さんは、すごく優しく笑って
「もちろん。」と、
私の左手に手を重ねてくれた。






そのあたたかさに安心できて







また、赤ちゃんの道を
白いトンネルを
光を頭に浮かべて







フーーー…ッ
フーーー…ッっと
ひたすら赤ちゃんがおりることに集中することができた。






続く







手を握って私の安心を得る
甘えん坊の出産