感動のフィナーレ・・・という話。 | 続・渡辺放送局。

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7年を越えてパワーアップ!
これからも鼻で笑える素敵な日々を。

iPhone発売時に何日も前から並んでる人を
暇なくせして高級な物を買うところから、
勝手に『実家暮らしニート』と呼んでいる者です。








長い長い会社の飲み会が終わりました。


上尾に異動する方の送別会。

副幹事という、
わりかし楽な立場でした。

店の予約と、ドライバーの確保
参加人数の確認・・・


結構やってんな。





夜の6時半、

水戸駅近くの焼鳥屋で始まった飲み会は
当然のことながら、

有無を言わさず二次会へ。



幹事なので。



夜の街へ。



飲んだ後に、
シメのラーメン。


さっ、帰るか。
と思ったら、なんか、今日は長いぞ。


カラオケ行くの?




行きましょうか、
オールだ、これ。


上司、若いなぁ。

若手の方がきつかった。


じゃぁ行きますかと
2キロくらい歩いてカラオケに行くと

あれっ・・・





あっ、あれっ・・・







携帯がない。

会社携帯が。










あっ、
さっきベンチで携帯取り出して
その後の記憶がない。



しっかり気を張ってたつもりだったのに不覚だった。

落としたのか、
置いてきてしまったのか、
全然覚えてない。

ただ、確実なのは、
いま手元に携帯がないことと、

なくしたら
怒られるだろうという予測のみ。





カラオケには入らずに
とりあえず、来た道を引き返す。


ベンチがあった。






が、携帯がない。







そうですか、
そうですか、


なくしちまったか、

ふーん


そっか、そっかぁ、へぇー。













どーしよっかなー!!!!!!!!!!!





ここで、初めて焦りました。







ベンチとカラオケボックスを2往復しました。

朝4時半くらいだったかな。

いまやっとかないと、
誰かに取られちゃっても嫌だし、
もし、横断歩道で落としていたら、

水戸駅前ですよ、
そりゃ、潰されるだろうよ。






まぁ、みつからなかったんだけどね。


頑張ったという満足で、
なんとかなるか。に切り替わるんで、渡辺ってのは。


さすがにカラオケを歌う気にはなれず、


さっ、帰るかね、
朝5時半ですよ。





タクシー捕まえよう。

会社まで4キロくらいあるし。







そしたらね、
上司が言ったね。


『よし、歩くぞ。』






大ブーイングでした。


『なんだったら、払いますよ、タクシー代。』

って言いましたけど、

まぁ、歩くよね、しぶしぶ。




途中、上司が
『遠いね。』
とか、言い出しましたけどね。


まぁヘトヘトの中、
楽しさもなきにしもあらず、

でも、送別会が始まって12時間が経つ、その時には
足が棒になりました、さすがに。





最後に会社が見えた時に
5人がやったこと。






それは








サライを歌い出すということ。



水曜の朝から、オッサン5人でサライを大合唱でした。

もう、飲んでた時間を考えても
酒は抜けきったはずなんですが。





そして、感動のゴール!









をして、
会社の扉を開けて
セコムを解除。



普通の朝でした。




応援ファックスでできたゴールテープがあると聞いていたんですが。






はぁ、疲れた。
もう、今日は寝るだけだ。













その時、同僚が会社携帯にかけたら、

出まして、拾った人が。




電話口で感謝を述べつつ、
すぐさま水戸駅に。







1時間かけて歩いた道程を

車ですぐさま10分ほどで帰りました。





で、拾ってくれた人との待ち合わせは



なんとも水戸らしい。


そこに現れたおじさんから携帯が戻って参りました。


お礼を言いつつどこに落ちてたかと言いますと、



ベンチの下だって。

おれ、すぐ戻ってベンチの周辺を探したんだよ。
明るくなる前に黒い携帯だよ?


落としたとこ、見てなかった?




と、思いはしたんですが・・・それを言うのは大人なんでね。




ありがとうございましたー。




って、頭を下げて、

下げて、

下げ・・・




なんか、言いたげだな。



少ないですけど、と
1000円渡したら満足げに帰っていきました。






ぼくの12時間テレビのサブタイトルは

『お金は携帯を救う。』




心では
負けないで
が流れておりました。