2024/04/24
【能登レポ②】能登を発つ前に案内して頂いた曽々木の海岸。窓岩と呼ばれるシンボルが崩れていた。波に削られて穴が空いた様はいったいいつから存在するのか。隆起した海岸線はある種の美しさをはなつ。地震直後の隆起した海岸ではウニや牡蠣が取り放題となっていたので海の幸で食い繋ぐことができたという。自然の脅威と恵みの併せわざである。海岸からさらに奥に行くと珠洲市へつながるトンネルが塞がっていた。隆起した海岸線の地盤に新たな迂回道路を作ろうとしているらしい。そして埋もれたトンネルのすぐ横にある漁村。こちらは海底が上がったことで漁港が使えなくなり完全に生活基盤を失ってしまった。移住するしかないという。土地が残っていれば人と資本さえあればどうにか再起もはかれそうなものだが、今回のように土地そのものが変化してしまうと根本から生活も変わるしかなくなる。この点が3.11と大きくちがうといえる。しかし隆起したおかげで津波から免れたという側面もある。話が逸れるが奇しくもいまの日本は自然の脅威どころか、売国政府により国土そのものがなくなろうとしている。外国に土地をとられ次世代の生活基盤を失い虐げられながら生きる未来、いわば末代まで祟る未来と(注射ですでに末代まで祟りそうですが...)この世界と向き合い自然に畏み曰して逞しく生きる未来とどちらが幸せであろうか。と考えずにはいられないだろう。#自然 #大地 #天変地異 #選択 #畏敬 #能登 #japan #震災 #窓岩[2024.4.7 @能登,曽々木海岸 ]