あなたで溢れるこの詩は

いったいいつ消えるんだろうね?

あなたは冷たく優しく突き放してくれて

わたしに言い訳させない

ならば綴るこの唄はまだ

すきってことですか?

あなたは教えてくれない

愛の意味

わたしは冷たくてもその答

知りたいのに

そろそろオヤスミの時間だね

また少し想うのは

また明日か

またいつか

言えなかった


云いたかった


伝えたかった


悟って欲しかった



繋がっていたい


でもそれくるしいの


だからもういやなの


「かなしい」で紡ぐ「すき」は


なんにも掴めなかった



おっきい手も


優しい声も


厳しい表情も


こころすべて欲しかったのに


こころすべて渡したかったのに



どうして人は


愛なんて求めるんだろう?


好きじゃ満たされないんだろう?


求め止まないのは


淋しいからだよ


そんなのずっとまえから


解っているのはずなのに

ちょっと疲れたとき
少しだけ淋しいとき
隣に誰か居たなら
こころやんわり休まるかな?
ちょっと嬉しいとき
少しだけ楽しいとき
それは「ちょっと」でも「少しだけ」でもなくて
「とても」に変わるかな?

乾ききってヒビある地面
裸足でペタペタ歩いて
傷だらけで痛いなら
せめては笑顔を

太陽は眩しすぎて
笑えと言ってるようですきじゃない
月は頑張って輝いてるから
照らして溜め息つかせてくれるからすき

一日の終わりのやさしい光
なのに
どんなに包んでくれても
足下に花は咲かないよ
まだまだ引きずり歩けと
そう言う為に輝くの?
けれど
あとどれぐらい作り笑えば
わたし足るのかな?
あなた以外のセンセは

あなたが信頼してるだけあって

賢明な人だったよ

本当は

諦めたのではなくて

そっちのほうがわたしにとっていいと

判断したんだね

そう思えたよ

ねえ

久しぶりに月を窓から覗いた

高く小さくて

それで

笑っていた

ねえ

いつかあなたとサヨナラすると話したよ

そのときは

すきだったと

言うこと許されるかな?

もう二度と会うことない日が来るなら




新しい先生と

あなたの話した

「怒られた?」

って聞かれたから

「ちがう」

って言った

「あなたを信頼しているから」

…だからいずれ離れたいと言ったの

わたしの選択

間違っていないよね?

だって月は笑ってくれたもの

直ぐではなくていいんだ

少しずつ距離とって

わたしが嫌なのは

「あなたの負担になるわたし」

だから

それまで会う度

小さくバイバイ言うよ

最後の日まで

あなた笑ってくれたぶん

わたし笑って返したい

それが精一杯の

わたしが出来る

「ありがとう」とおもうから
工場に照らされ

九月の夜空は紅く紅く

燃えてるよう

違うのは去年より

ずっと紅くはないこと

恋をしてた分

きっともっと

今よりも綺麗に見えてたのかもね

来週あなたに会っても

「繰り返し」は無いと思うの

だってあの時

わたし自身のこころがそう告げたから

終わる

変わる

サヨナラ

って

もう患者としても

何を伝えれば良いのか解らない

掛ける言葉も見つからない

告げる病状も見つからない

もう大好きな笑顔

見れない気がするから

あなたは私を諦めたと

そんな気がしてならないから