【 お待たせ ! 「 戦国河内キリシタン の 世界 」 】 | 高山右近研究室のブログ

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監修 右近研究家・久保田典彦
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● 「 河内キリシタン 」 研究の権威 ・ 神田宏大(ひろお)牧師 (野崎キリスト教会) が、2016. 6.21(火)に 召天されましたが、元気な内に出版出来るよう、準備が進められていたのですが、間に合いませんでした。

 その本、「 戦国河内キリシタン の 世界 」が、ついに出版されました。

 本書は、神田牧師の著作 「 河内キリシタンの繁栄と その広がり 」(第Ⅰ編) と、河内 ・ 近畿のキリシタンについての 最新の研究成果をまとめた 16 の論文 (第Ⅱ編) からなっています。

 現時点での “ 「 河内キリシタン研究 」の 決定本 ” と言える内容のものですよ!

※ 戦国時代、河内 飯盛城(大阪府 大東市 ・ 四条畷市) を拠点に 政権を掌握した <天下人> 三好長慶は、1564年(永禄7年)、配下の有力武士73人の キリスト教の洗礼を認める。
 ここから 河内キリシタンは繁栄し、大きな広がりをもつ。

 本書は、河内キリシタンにはじまる 戦国時代のキリスト教の歴史を、当時の社会や 政治のなかで、多角的に考える。

 受難と殉教が強調されてきた キリシタンの姿を、最先端の研究成果によって 更新する。

     神田宏大 大石一久 小林義孝
     摂河泉 地域文化研究所 = 編   定価 : 3000円

     発行 : 批評社  Tel. 03 - 3813 - 6344