花にたとえるなら「白椿」 | 高山右近研究室のブログ

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監修 右近研究家・久保田典彦
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花にたとえるなら「白椿」

 わが「髙山右近研究室・久保田」には、私の父の名品「紅椿」「白椿」の絵があります。
「紅椿」は、髙山ダリオ飛騨守。「白椿」は、髙山ジュスト右近。

 実は、わが「髙山右近研究室・久保田」には、もう一枚の名品「白椿」の油絵があるのです。
知人の吉中和美さんの作品ですが、展覧会に行った時に出会った絵で、すぐに気に入ってしまい、ムリを言って、頒けていただきました。

 3輪の白椿が描かれています。つぼみも2つあります。

 私には、この3輪の白椿が、髙山右近と妻のジュスタ、そしてお父さんのダリオ飛騨守に見えました。つぼみは、子ども達・ジョアン十次郎とルチア。あるいは、母のマリア・弟の太郎右衛門たちでしょうか。多くのキリシタン達にも見えます。

 髙山右近一家や多くのキリシタン達を、花にたとえるとしたら、「白椿」がふさわしいような気がします。

 3輪の白椿 ━━ それは、三位一体の神(父・子・聖霊)でもあるんですよネ!

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