どうもぉ~。こんばちゎ!!




明日は・・・というか、今日に日付が変わりましたが、


お仕事で外出予定なので、早めにアップしときますパー





☆はじめての方へ☆

このブログは、テーマ「幼少時代」からの続きものですが、

ここからでもだいたいわかると思います。






「おい!チビ!!」



購買部の前の自販機で、ジュースを買って帰ろうと歩き出したその時、


向こうから5~6人の男子集団がやってきて、うっくんを取り囲んだ。





ヒィィィィ!!!




だ、、、、だれ!!!???



こんなイカつい人たち、知らない!!!




「は ははは はい!!!」






みんな長身のガタイのいい男ばかりだった。








えーーー!お釣りの取り残し盗んだりしてないし、


ちゃんとお金払って買ったよぉ~~?あせる







「おい」



「は、はい」



「”ホーケー”って言ってみろ!」



電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと  



男1「あはははははは!!!」
男2「あはははははは!!!」
男3「あはははははは!!!」
男4「あはははははは!!!」
男5「あはははははは!!!」
男6「あはははははは!!!」




一同爆笑。



図体のデカい男たちが、床に転げながら大笑いしている。








ハ?


なにこの人たち。







「なーなー、もいっかい言ってみろ!ほーけーって」



電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと  



また爆笑。





何この怖いお兄さんたち!!むかっ





同級生でこんな人、見たことないから、


たぶん、先輩??






「おめぇー、マジ面白いな!噂通りだなっ」


「いえ、それほどでも・・・」
(面白いの意味がわかんないし!ってか・・・ウ・・・ウワサ・・・?)







電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと  





ん?おいでおいで?




近づいてみる。





「もういいよ。行って!」




っつーーーーーーーーーか!!!




マジで意味わかんないんですけどっ!むかっ


あんたたち、いったい誰なのさっ!!!!





若干の・・・



というか、かなりの怒りを感じながら、教室に戻った。






「ねーねー、はつちん、
今廊下でへんな人たちに会ってさぁ、
”ほーけー”って言えっていうから、
”ほーけー”って言ったら爆笑されたんだけど、
”ほーけー”って何?」


高校に入ってからの、うっくんのライバルでもあり、一番の親友でもある
はつちんに聞いてみた。





「はぁ゙?あんたばっかじゃないの?ほーけーほーけー連呼すんな!

恥ずかしかぁー!」


はつちんは、あきれ顔でうっくんを見る。






それを近くで聞いていたゆうくんが、


「あははははは!!!!お前、それマジ!?」


と爆笑しながら話に加わってきた。





「え?笑う意味がわかんないんだけどっ」



「おまえ、”ほーけー”って知らんの?」



「アイスホッケー?」



「ちっがぁーーーーう!包茎さっ」




いいながら黒板に漢字で書く。






「おーーーーーい、ゆう!堂々と黒板に書くなよぉ!」


シゲくんという男の子がすかさずつっこむ。




「ばーーか、今、マジメに保健体育の授業してんの!!!」





電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと  



ゆうくんのその一言で、


とても恥ずかしいことを言わされたんだと気付いた。





”もういい”って言ってんのに、ゆうくんはそれが何であるかを、図を描きながら説明。





”要モザイク”のその画に気付いたクラスの子たちが、


どんどん黒板に集まってきた。






「ナニソレぇ~~~」

「きたねーーー」

「なんでそんな説明してんのぉ~」




ワイワイガヤガヤ。





得意の”スピーカーゆうくん”


コトのいきさつをいらぬ世話でご丁寧に説明。






一同爆笑。






「ってかさぁ!なんでぇ~?
なんでそんなこと言わされたわけぇー!?
つーか、あの人たち、見たこともないし!!」




すると、シゲくんが




「ねー、うっくん、もしかしてさぁ、その人、

めっちゃイカつい感じの、こんな感じの人だった?」


特徴をジェスチャーする。




「うん、そんな感じだったかなぁ?」





また一同爆笑。






「やっぱそれって、2年のトンさんじゃん!マジうけるぅ~」


だれかがそう言った。




「トンさん?誰それ。有名人?」




「んー、学校ではけっこう知らない人いないって感じの人。
いたずら好きだから、またたぶん絡まれるよ。
ま、学校の芸人代表みたいな人だからダイジョーブ!」




おおちゃんが言った。








ってかね?


もうね?





しくじっちゃってっから。




全然”だいじょぶ”じゃねーし!






それがトン先輩との出会いだった。


えー、みなさんこんにちはニコニコ


今日はダラダラとマンガを読み倒している、


”主婦の風下”専門のうっくんですパー




今日はなんだか、画も言葉も、


降臨してこないので、


前置きそこそこに続き行っちゃいます。どうぞぉ。







☆はじめての方へ☆

このブログは、テーマ「幼少時代」からの続きものですが、

シリーズで読んでもわかるようにしています。

シリーズの最初を読むにはこちら  




☆あらすじ☆
幼少時代はいじめられて過ごしたうっくんも、

癒し系&ギャル系の同級生や先輩とすぐに仲良くなり、

順調に高校生活をスタートさせた。

が、しかし、HRの居眠り中に下品なゲップをしてしまい、不名誉な注目をあびてしまった。

さてさて、その後の高校生活は大丈夫なのか!?






「ゲップ女ぁ~~~。きいたよぉ~~~。
大仏(うっくんの担任の先生)、怒らせたんだってぇ~~~?

ケケケっ( ´艸`)」






ど!!



どの口が言ってる!?




誰のせいなんですかっ。まったくDASH!





「そうですよぉ~~。あっこ先輩たちがあんなことするからぁ~。プンプン
しかも、落とせって言われたけど落ちなかったしぃ~~~。叫び

職員室でスリッパふきふきさせられて、ほんと恥ずかしかったんですよぉ!ダウン





スリッパの落書きは油性マジックで、


染み込んで、取れなかったので、


仕方がないからそのまま過ごした。








数日経ったある日・・・








朝のSHR(ショートホームルーム)の時、


「せんせぇ~~!席替えしよぉ~~~♪」


男子が言った。




なーにをぉ~~~~!


よけーなこと言うんじゃねーよっ





「席替えするのはまだ早いと思います!!」


必死に抗議するうっくん。





「そうだなぁ。そろそろしてもいいかなー、
席替えした方が、みんななじめるしな」




否!!



もうみんな、なじんでるって!


そりゃあもうね、何十年も連れ添った夫婦のようだよっ!



だから、絶対窓際死守!!!





必死の抗議もむなしく、


席替えをすることになった。






くじ引きの結果・・・







窓際になれなかった・・・。





ガーーーーーン。





仕方ない。あの手を使うか・・・。





「ねーねー、今日ジュースおごるからさ、お願い!!席かわってくんない?」


窓際が当たった友達を買収。





「ん?いいよぉ~~~~。ここ、日があたってイヤだからちょうどよかった~」




なんてイイヤツ!!☆



君には、約束のジュースと、



うっくんのステキスリッパをあげよう!!キラキラ



電波系少女が普通のアラサーになるまでにあったできごと  



えぇーーーいぃ!もってけドロボー!









グラウンドに面したこの2階の窓際。




朝のSHR前の時間になると、


朝練を終えた陸上部が、渡り廊下を歩いているのが見えるんだ。。





入学して、すぐにこの席になって、


初めて彼の姿を見た時、ドキっとした。





鼓動が速くなって、顔が熱くなった。





月野君・・・





”朝練、お疲れ様”


いつも2階の教室から、


そう思いながら、遠い彼の姿を眺めていた。





でも、前とは違う。


好きとはなんか違う。




好きより、もっと切なくて、痛い。


好きっていう感情は不思議と湧かなかった。




ただ、こんなに近くにいるのに、


同じ学校の中にいるのに、




遠いんだよなぁ・・・。




たぶん、彼とはもう話すことはないんだろうな。


そう思うと、やるせない気分だった。





うまくいえないけど、



”好き”とも違う。


”憧れ”とも違う。



ただ、遠くから見守っていたいし、


できることなら、昔のように、ただの先輩後輩として、


笑いあいたいという存在。




彼が頑張っている姿を見ると、


うっくんも頑張れる気がした。




朝練が終わった彼の姿、


体育の授業に移動している彼の姿、


友達と笑い合っている彼の姿、





その一つ一つを見るたび、




”あー、私はこういうのを、近くでずっと見ていたかったんだなぁ~。”




って・・・




”なんてことない日常なのに、この日常に触れられなくて、


不安で、ダメになっちゃったんだなぁ~”



って、



なんとなーく、ふいに思うこともあった。






これが未練という人もいるかもしれないけれど、


彼の姿を見かけても、浮足立つような感情じゃなくて、





ただ切ない。





ただ、ただ、私の中では恋人というだけではなく、


人として繋がっていたかった、



”大切な人”









実は、この数日前・・・




体育館で、朝から何かの会場設営をするってことで、


人員を2名出すようにという話が来ていた。






大仏先生が、


「朝早く登校して、SHRの前までには終わらせにゃならんぞぉ。
誰か出てくれる人ー!おらんかぁ!?」


と言った。




「はい!先生、私行きます!!」


この時ばかりは、自ら立候補。





「お前・・・役に立つかなあ・・・」





なぬぅ~~~~~!!!( ̄□ ̄;)!!





「あ、先生!うっくんが行くなら私も行くぅ~♪」


サチが立候補してくれた。



「うん!サチが行くなら、いいだろう。」





ふんっ!失礼ねっ!


たしかに、イス、1個ずつしか持てないけどさっ。


たしかに、そうでなくてもトロイけどさっ。




あんた、仮にも先生が!!



みんなの嫌がる肉体労働を進んでやるっていう、


この勇敢なミクロ女子をたたえてよ!






でも、ま、いっかっ♪






体育館からの帰るタイミングによっては、


朝練が終わった月野君とバッティングするんじゃないか





っていう、寸法だった。






会場設営が終わって、


さぁ、教室に帰るぞという時間になると、


なんだか急に怖くなった。




もし、本気でバッティングしたら、


ちゃんと笑って挨拶できるかなぁ。


ちゃんと笑って返してくれるかなぁ。







うだうだと考えながら、サチと教室へ戻り始めた。



うぁーーー、どうしよう会っちゃったらぁ~


でも、昔みたいに話せるチャンスができるかもしれないし・・・


せっかく同じ学校にいるんだし・・・


でも、ゲップ事件のこと知られてたら恥ずかしすぎるよなぁ~


からかわれたりしたら絶対へこむぅ~



そんなことを考えながらトボトボと、

体育館から校舎への渡り廊下を歩いていたら、






「おい、月野!」



後ろの方から声が聞こえて振り返った。






ぬぉ~~~~~~~~!!!




気付かなかった!





うっくんのすぐ隣に歩いている集団、


陸上部の2年の男子だった!!




チラっと横を見てみると、


月野君がいた。




その距離、約2m。





ヤバイぃ~~~~


どうしよぉ~~~~


すでにそこにいたぁ~~~~~~





もう一度、チラ見・・・。







!!!!






目が合った。







一瞬時間が止まった。






す、スマイルしてみる!?


かしこまってあいさつする!?


手を挙げてみる!?








フ・・・ッと・・・



月野君が目をそらした。







”学校で会っても無視しないでね”って言ったのに・・・







なんだか、ズドーーーーーーーンと暗い気持ちになった。






キツイ労働やってまでこの時間を期待して、


無視されたりしちゃって・・・




ナニやってんだろ・・・自分・・・



泣きそうになった。







もう、やっぱり”付き合う前に元通り”



っていうのは、ないんだな



そう思った。






あれから何日か経った今日も、


こうして窓際を死守して


あの人を遠くから眺めていた。




こんなうっくんは、やっぱり未練タラタラなのかなぁ。


クリスマスのあの日、前に進める気がしたのに・・・。