えー、みなさんこんにちは![]()
今日はダラダラとマンガを読み倒している、
”主婦の風下”専門のうっくんです![]()
今日はなんだか、画も言葉も、
降臨してこないので、
前置きそこそこに続き行っちゃいます。どうぞぉ。
☆はじめての方へ☆
このブログは、テーマ「幼少時代」からの続きものですが、
シリーズで読んでもわかるようにしています。
シリーズの最初を読むにはこちら 。
☆あらすじ☆
幼少時代はいじめられて過ごしたうっくんも、
癒し系&ギャル系の同級生や先輩とすぐに仲良くなり、
順調に高校生活をスタートさせた。
が、しかし、HRの居眠り中に下品なゲップをしてしまい、不名誉な注目をあびてしまった。
さてさて、その後の高校生活は大丈夫なのか!?
「ゲップ女ぁ~~~。きいたよぉ~~~。
大仏(うっくんの担任の先生)、怒らせたんだってぇ~~~?
ケケケっ( ´艸`)」
ど!!
どの口が言ってる!?
誰のせいなんですかっ。まったく![]()
「そうですよぉ~~。あっこ先輩たちがあんなことするからぁ~。![]()
しかも、落とせって言われたけど落ちなかったしぃ~~~。![]()
職員室でスリッパふきふきさせられて、ほんと恥ずかしかったんですよぉ!
」
スリッパの落書きは油性マジックで、
染み込んで、取れなかったので、
仕方がないからそのまま過ごした。
数日経ったある日・・・
朝のSHR(ショートホームルーム)の時、
「せんせぇ~~!席替えしよぉ~~~♪」
男子が言った。
なーにをぉ~~~~!
よけーなこと言うんじゃねーよっ
「席替えするのはまだ早いと思います!!」
必死に抗議するうっくん。
「そうだなぁ。そろそろしてもいいかなー、
席替えした方が、みんななじめるしな」
否!!
もうみんな、なじんでるって!
そりゃあもうね、何十年も連れ添った夫婦のようだよっ!
だから、絶対窓際死守!!!
必死の抗議もむなしく、
席替えをすることになった。
くじ引きの結果・・・
窓際になれなかった・・・。
ガーーーーーン。
仕方ない。あの手を使うか・・・。
「ねーねー、今日ジュースおごるからさ、お願い!!席かわってくんない?」
窓際が当たった友達を買収。
「ん?いいよぉ~~~~。ここ、日があたってイヤだからちょうどよかった~」
なんてイイヤツ!!☆
君には、約束のジュースと、
うっくんのステキスリッパをあげよう!!
えぇーーーいぃ!もってけドロボー!
グラウンドに面したこの2階の窓際。
朝のSHR前の時間になると、
朝練を終えた陸上部が、渡り廊下を歩いているのが見えるんだ。。
入学して、すぐにこの席になって、
初めて彼の姿を見た時、ドキっとした。
鼓動が速くなって、顔が熱くなった。
月野君・・・
”朝練、お疲れ様”
いつも2階の教室から、
そう思いながら、遠い彼の姿を眺めていた。
でも、前とは違う。
好きとはなんか違う。
好きより、もっと切なくて、痛い。
好きっていう感情は不思議と湧かなかった。
ただ、こんなに近くにいるのに、
同じ学校の中にいるのに、
遠いんだよなぁ・・・。
たぶん、彼とはもう話すことはないんだろうな。
そう思うと、やるせない気分だった。
うまくいえないけど、
”好き”とも違う。
”憧れ”とも違う。
ただ、遠くから見守っていたいし、
できることなら、昔のように、ただの先輩後輩として、
笑いあいたいという存在。
彼が頑張っている姿を見ると、
うっくんも頑張れる気がした。
朝練が終わった彼の姿、
体育の授業に移動している彼の姿、
友達と笑い合っている彼の姿、
その一つ一つを見るたび、
”あー、私はこういうのを、近くでずっと見ていたかったんだなぁ~。”
って・・・
”なんてことない日常なのに、この日常に触れられなくて、
不安で、ダメになっちゃったんだなぁ~”
って、
なんとなーく、ふいに思うこともあった。
これが未練という人もいるかもしれないけれど、
彼の姿を見かけても、浮足立つような感情じゃなくて、
ただ切ない。
ただ、ただ、私の中では恋人というだけではなく、
人として繋がっていたかった、
”大切な人”
実は、この数日前・・・
体育館で、朝から何かの会場設営をするってことで、
人員を2名出すようにという話が来ていた。
大仏先生が、
「朝早く登校して、SHRの前までには終わらせにゃならんぞぉ。
誰か出てくれる人ー!おらんかぁ!?」
と言った。
「はい!先生、私行きます!!」
この時ばかりは、自ら立候補。
「お前・・・役に立つかなあ・・・」
なぬぅ~~~~~!!!( ̄□ ̄;)!!
「あ、先生!うっくんが行くなら私も行くぅ~♪」
サチが立候補してくれた。
「うん!サチが行くなら、いいだろう。」
ふんっ!失礼ねっ!
たしかに、イス、1個ずつしか持てないけどさっ。
たしかに、そうでなくてもトロイけどさっ。
あんた、仮にも先生が!!
みんなの嫌がる肉体労働を進んでやるっていう、
この勇敢なミクロ女子をたたえてよ!
でも、ま、いっかっ♪
体育館からの帰るタイミングによっては、
朝練が終わった月野君とバッティングするんじゃないか
っていう、寸法だった。
会場設営が終わって、
さぁ、教室に帰るぞという時間になると、
なんだか急に怖くなった。
もし、本気でバッティングしたら、
ちゃんと笑って挨拶できるかなぁ。
ちゃんと笑って返してくれるかなぁ。
うだうだと考えながら、サチと教室へ戻り始めた。
うぁーーー、どうしよう会っちゃったらぁ~
でも、昔みたいに話せるチャンスができるかもしれないし・・・
せっかく同じ学校にいるんだし・・・
でも、ゲップ事件のこと知られてたら恥ずかしすぎるよなぁ~
からかわれたりしたら絶対へこむぅ~
そんなことを考えながらトボトボと、
体育館から校舎への渡り廊下を歩いていたら、
「おい、月野!」
後ろの方から声が聞こえて振り返った。
ぬぉ~~~~~~~~!!!
気付かなかった!
うっくんのすぐ隣に歩いている集団、
陸上部の2年の男子だった!!
チラっと横を見てみると、
月野君がいた。
その距離、約2m。
ヤバイぃ~~~~
どうしよぉ~~~~
すでにそこにいたぁ~~~~~~
もう一度、チラ見・・・。
!!!!
目が合った。
一瞬時間が止まった。
す、スマイルしてみる!?
かしこまってあいさつする!?
手を挙げてみる!?
フ・・・ッと・・・
月野君が目をそらした。
”学校で会っても無視しないでね”って言ったのに・・・
なんだか、ズドーーーーーーーンと暗い気持ちになった。
キツイ労働やってまでこの時間を期待して、
無視されたりしちゃって・・・
ナニやってんだろ・・・自分・・・
泣きそうになった。
もう、やっぱり”付き合う前に元通り”
っていうのは、ないんだな
そう思った。
あれから何日か経った今日も、
こうして窓際を死守して
あの人を遠くから眺めていた。
こんなうっくんは、やっぱり未練タラタラなのかなぁ。
クリスマスのあの日、前に進める気がしたのに・・・。
