日々のダイエット外来で皆さんの減量の悩みに寄り添う中で、従来の脂質制限を代表するカロリー制限(油物を控える)に対して、早期の減量効果が目覚ましい糖質制限が脚光を浴びつつあった当時から、糖質制限と運動(有酸素+筋トレ+ストレッチ)と行動療法をお勧めしています。
但し糖質制限は肝障害(脂質摂取過多)・腎障害(蛋白摂取過多)・食物繊維不足・リバンドしやすいとされ指導する責任として自ら試みてみることを決めて11年が経ちました。
その11年目の報告です。
糖質制限を開始した経緯はこちらから
半年前と比べ体重・BMIは横ばいでしたが、筋肉量の増加、体脂肪・内臓脂肪の減少により体内年齢が2歳若返るという嬉しい結果(^-^)vとなりました。
半年前は、基礎代謝・筋肉量の低下・体脂肪・内臓脂肪の増加により体内年齢が3歳老化が進む/(-.-;)\という残念な結果で
『痩せすぎ=過剰なダイエット注意!の実例』だったので
今回の結果には ε= (*^o^*) ほっとしました。
今回のデーターです。
体 重
20歳の時が理想体重と考えています。「標準体重」という言葉に惑わされないように
18~20歳頃に骨格や内臓など身体的成長はほぼ終了します。
当時の体重64㎏程度と比べ、今回は61.9㎏はやや痩せ気味です。
体脂肪率
16.9% 標準です。
筋肉量
48.7㎏ 平均です。
体水分率
体脂肪率が適正範囲にある人の体水分率は、男性が約55~65%、女性が約45~60%とされています。
57.7% 標準範囲ですがまだ水分不足です。
推定骨量
2.7㎏ 59歳としては?
1386kcal 「燃えやすい」昨年比41cal増加しました。(^-^)v
体内年齢は、体組成と基礎代謝量の年齢傾向から、どの年齢に近いかを表しています。
厚生労働省策定「日本人の食事摂取基準」の「基礎代謝基準値(体重あたりの基礎代謝量)」に基づき、タニタ独自の研究から導き出した年齢傾向から算出しています。
同じ体重でも体組成により、体内年齢が変わります。
33歳 昨年比3歳低下しました。(^-^)v
内臓脂肪レベル
10.5 やや過剰も昨年比1.0改善 (^-^)v
102点 良 昨年比6点増加(^-^)v
22.5 正常です。痩せすぎも寿命が短くなります。
今回はおおむね良い結果でした。(*^◇^*)
なお糖尿病治療中の方や高齢者の方で糖質制限を行いたい方は医師と相談して下さいね。
採血結果や骨密度・体内年齢が2歳若返ったワケは次回
\(*^▽^*)ノ