消滅可能性都市の認知症ケアの今~埼玉県行田市の場合 | 笑いと健康(^▽^)v理事長ブログ

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笑い療法士の理事長が笑いと健康について語ります。

 先日行田市医師会の学術講演会で、当市の認知症ケアの現況をお話しさせていただきました。

まず推計。高齢化に人口減少が重なり、認知症になる人(65~84歳)さえ減少傾向になるので認知症患者数は爆発的な増加にはなりません。

近隣市と比べても一人負けです。

支える若い人は確実にいなくなります。

当院の物忘れ外来受診者数はここ15年で約2倍の増加です。

市も医師会も手をこまねいているわけではありません。

来年度からの3年間の認知症ケアの計画が策定されました。


この研修を行ったのも多職種で対応する認知症検診行田モデルをやるためです。

まず対象者を50才からとして若年性認知症の診断に道を拓いてゆきます。場所も在宅もOK。残薬問題にも踏み込んでゆきます。

認知症カフェも増やしてゆきます。

 

それらの取り組みを学会で全国に発表してゆきます。

「年を重ねても安心して住み続けられる我が町 行田」の実現のため市民・多職種・行政をつないで地域共生の町づくりを続けてゆきます。

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