2024年7月18日(木)

イギリスの保守党惨敗、労働党政権成立。

フランスの総選挙。

トランプ銃撃事件の衝撃、バイデン大統領の健康問題。

世界情勢の目まぐるしい変化に目を回している。

日本の情報や解説はほぼあてにならないし、YouTubeでBBCやその他の動画ニュースを見ても、なかなか難しい。あれこれ探して見て聞いて考えている。

そんな中で聞いた佐藤氏の話は、全くイスラエル目線ではあるが、なかなか興味深い。

トランプ銃撃後のアメリカ国内に関する変化の指摘も、なるほど、と思う。トランプはカルバン派なんだそうだ。

ガザの問題もユダヤ人目線で考えるとそうなるんだな~。

ウクライナ戦争とパレスチナイスラエル問題、英仏米の選挙結果,、、、いろんなことが絡み合って世界が動いていく。

 

 

 

2024年6月29日(土)

ずーっと気になっていた事件。

オーストラリアに無事帰国できたというニュースに、ほっとした。

今後どうなるのか、など、田中宇さんの解説を読んだ。

田中さん流の予測だから、いつものように、ふーん、そういう事なのかもしれない、、と思いつつ、興味深く読んだ。

6月28日、田中宇の国際ニュース解説より冒頭転載

これは、無料記事なので、興味のある方は全文をどうぞ。(独特の田中史観についていけるかどうかは?)

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ウィキリークスの今後 (tanakanews.com)

 

機密情報を暴露するウィキリークスの創立者で、米政府から機密漏洩の罪で訴追され、英国で投獄されていた豪州国籍のジュリアン・アサンジが6月26日、米政府との司法取引により刑期満了で釈放され、14年ぶりに自由の身になって豪州に帰国した。
豪州の労働党政権が米国に釈放を求めて交渉してきたのが実った。豪政府が動かなければ、アサンジは英国から米国に送致され、終身刑にされていただろう。豪州が釈放を強く求めたため、米国は司法取引を認めた。
"Julian Is Free!" Assange Released After 'Time Served' Plea Deal With DOJ, Departs For Home

司法取引に沿って、アサンジは英国でいったん釈放され、匿名の支持者が出費した自家用ジェット機で豪州に近い米国領サイパン島に移動して米裁判所に出頭した。米裁判所はアサンジを機密漏洩で有罪にしたものの、刑期は英国ですでに満了している5年間と定めた。アサンジは有罪だが収監されず自由の身になり、その日のうちに豪州に帰国した。
Julian Assange has reached a plea deal with the U.S., allowing him to go free

 

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2024年6月24日(月)

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2024年度 沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 全文(「児童•生徒の平和メッセージ」詩部門高校の部 最優秀賞) - 琉球新報デジタル (ryukyushimpo.jp)

 

2024年度 沖縄全戦没者追悼式 平和の詩 全文(「児童•生徒の平和メッセージ」詩部門高校の部 最優秀賞)

公開日時 更新日時 


#平和の詩#慰霊の日#沖縄全戦没者追悼式

2024年度 沖縄全戦没者追悼式  平和の詩 全文(「児童•生徒の平和メッセージ」詩部門高校の部 最優秀賞)2023年の慰霊の日に「平和の礎」を訪れる人たち=糸満市摩文仁の平和祈念公園(ジャン松元撮影)

 

「これから」

沖縄県立宮古高校3年 仲間友佑

 

 

短い命を知ってか知らずか
蝉が懸命に鳴いている
冬を知らない叫びの中で
僕はまた天を仰いだ

 

あの日から七十九年の月日が
流れたという
今年十八になった僕の
祖父母も戦後生まれだ
それだけの時が
流れたというのに

 

あの日
短い命を知るはずもなく
少年少女たちは
誰かが始めた争いで
大きな未来とともに散って逝った

大切な人は突然
誰かが始めた争いで
夏の初めにいなくなった
泣く我が子を殺すしかなかった
一家で死ぬしかなかった
誰かが始めた争いで
常緑の島は色を失くした
誰のための誰の戦争なのだろう
会いたい、帰りたい
話したい、笑いたい
そういくら繰り返そうと
誰かが始めた争いが
そのすべてを奪い去る

 

心に落ちた
暗い暗い闇はあの戦争の副作用だ
微かな光さえも届かぬような
絶望すらもないような
怒りも嘆きも失くしてしまいそうな
深い深い奥底で
懸命に生きてくれた人々が
今日を創った
今日を繋ぎ留めた
両親の命も
僕の命も
友の命も
大切な君の命も
すべて

 

心に落ちた
あの戦争の副作用は
人々の口を固く閉ざした
まるで
戦争が悪いことだと
言ってはいけないのだと
口止めするように
思い出したくもないほどの
あの惨劇がそうさせた

 

僕は再び天を仰いだ
抜けるような青空を
飛行機が横切る
僕にとってあれは
恐れおののくものではない
僕らは雨のように打ちつける
爆弾の怖さも
戦争の「せ」の字も知らない
けれど、常緑の平和を知っている
あの日も
海は青く
同じように太陽が照りつけていた
そういう普遍の中にただ
平和が欠けることの怖さを
僕たちは知っている

 

人は過ちを繰り返すから
時は無情にも流れていくから
今日まで人々は
恒久の平和を祈り続けた
小さな島で起きた
あまりに大きすぎる悲しみを
手を繋ぐように
受け継いできた

 

それでも世界はまだ繰り返してる
七十九年の祈りでさえも
まだ足りないというのなら
それでも変わらないというのなら
もっともっとこれからも
僕らが祈りを繋ぎ続けよう
限りない平和のために
僕ら自身のために
紡ぐ平和が
いつか世界のためになる
そう信じて

 

今年もこの六月二十三日を
平和のために生きている
その素晴らしさを噛みしめながら

(原文のまま、沖縄県平和祈念資料館提供)

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フォークソング全盛の頃、’戦争を知らない子供たち’という歌があった。

その、戦争を知らない子供たちが今は、もう老人。そして、仲間さんは、その孫の世代。

79年間、確かに、日本にいる限り、空襲も爆撃も徴兵も無く、毎日は平和だった。

戦争の悲惨さは、間接的にしか知らない。

ガザやウクライナのニュースは、聞くだけ見るだけでも、辛い。

日本も、このまま、ずーっと平和な生活が続くと良いのだが、何やら世界中がおかしな方向に向かっているような気がする。

 

 

沖縄戦の体験を語り継ぐ当時6歳だった喜屋さんの言葉。(一部抜粋)

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「泣く子は入るな」追い出され 風化させない、語り継ぐ85歳 祖父母、弟妹失った喜屋武さん・沖縄慰霊の日(時事通信) - Yahoo!ニュース

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6月、同市摩文仁にたどり着いた。海岸近くの壕に入ろうとすると、住民の中に隠れていた日本兵が母に銃を突き付けて言った。「泣く子は入れない」  「上の2人は泣きませんから助けてください」。母は懇願し、「母ちゃん、母ちゃん」と泣きすがる末の弟と妹を連れて壕を離れた。1人で戻ってきた母は、壕の入り口をふさぐように石を積んだ。  3日ほど後、壕の入り口から米兵が「デテコイ、デテコイ」と呼び掛け、最初に飛び出した喜屋武さんを抱き上げて水筒の水を飲ませた。「命の水」だった。幼い喜屋武さんには、米兵が天使に、日本兵が悪魔に思えた。 

 戦争が終わっても、「弟妹はどうなったのか、おふくろを悲しませると思うと聞けなかった」と喜屋武さん。苦労がたたったのか、母は喜屋武さんが高校1年生の時、心臓病で亡くなった。38歳だった。

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少子高齢化、経済衰退、既得権益優先の政治、、、、

軍事費増強、軍需産業復興(?)の日本、

これから、どうする????

 

 

2024年6月7日(金)

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コロナ死者、累計10万人超 「ワクチンが死因」は60人(共同通信) - Yahoo!ニュース

配信

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厚労省は医師の死亡診断書を基に、死因別に死者数を分類している。今回「新型コロナウイルス感染症」とは別に「新型コロナウイルスワクチン」が死因とされた死者数を初集計し、23年は37人、22年は23人で計60人だった。一方、医学的な観点からワクチンと死亡の関連を調べる厚労省の有識者会議がこれまで、接種との因果関係を「否定できない」と評価したのは2人。迅速な救済を目的とした予防接種健康被害救済制度では、死亡一時金や葬祭料の請求が5月末時点で596件認められている。

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コロナワクチン後遺症やワクチンで死亡などのニュースが、ようやく発表されてきた。

2年前のブログでコロナワクチンに懐疑的な内容の動画を取り上げたが、3本のうち1本が削除されていた。YouTubeの規制に引っかかったようだ。都合の悪い内容は削除される。

 

 

薬やサプリ、ワクチン、、、

医療と食品、安全管理に規制、、

厚労省と医薬品メーカー、保健制度、医師会、薬事審議会、、、

多くの利害関係が絡み合って何が問題で、何が危険か、、

解決方法や改善策は???となるとほんとに難しい。

 

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videonews.coの5金スペシャルでサプリについて、

デモクラシータイムス山岡さんの番組で市販薬のオーバードースによる薬物依存について取り上げている。

身近なところにある薬やサプリの危険性が良くわかる。

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薬と毒は紙一重。

ワクチンにしろ、サプリにしろ、市販薬にしろ、自分自身の健康を考えて自分で判断をしなくてはいけないが、TVマスコミ雑誌の宣伝や政府広報が信頼に足る情報かどうか、それが大きな疑問である。

若者のオーバードースに関しては、

行き場のない若者たち、教育制度や社会の在り方まで、問題の根は深く複雑に絡み合っている。

 

 

 

 

2024年6月5日(水)

水谷一平氏のニュースが大きく取り扱われているが、ギャンブル依存症についてはほとんど話題になっていない。

大阪万博とカジノ誘致の事もマスコミではタブーなのか報じられない。

元々日本には、パチンコ、競馬、競輪、宝くじに、賭けマージャン、、、と驚くほど色んなギャンブルがある。昔から、道楽に、’飲む打つ買う、’と挙げられているし、日本人にとってギャンブルは身近なものかもしれない。

videonews.comで、元ギャンブル依存症で家族もギャンブル依存症だったという田中さんが詳しく話をされていて、この問題の根深さと、政府の無策あるいは権益まみれの意図的容認の恐ろしさを感じた。

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若年化とオンラインギャンブルの深刻さ。

この問題は戦争や経済危機や少子化問題と並ぶ大問題かもしれない。

とにかく本当に大事なことはマスメディアでは報じられない。

 

2024年5月27日(月)

イギリスが徴兵制?

ウクライナ戦争、イスラエルのパレスチナ民族浄化、日本の防衛費倍増。

第三次世界大戦とか、もう既に新しい戦前とか、言われている今、このイギリスのニュースにはびっくりした。

世界がどんなに反対しても、イスラエルの殺戮は止められないし、ウクライナ戦争も終わらせられない。

アメリカの一極覇権が崩れて、中国やインドやグローバルサウスの台頭、世界の多極化が進む世界の大変換の時代、何が起こるのか、予測ができない。大きな渦に巻き込まれて、何も見えない。

 

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【イギリス総選挙2024】保守党、兵役と社会奉仕活動の制度復活を公約 - BBCニュース

【イギリス総選挙2024】保守党、兵役と社会奉仕活動の制度復活を公約

2024年5月27日 07時03分 (共同通信)

イギリスの与党・保守党は26日、7月4日に行われる総選挙で勝利した場合、12カ月間の兵役・社会奉仕活動を義務付ける「ナショナル・サービス」を復活させると発表した。

ナショナル・サービスは18歳が対象で、3万枠ある軍隊研修の一つに参加するか、1カ月に1回の週末に行う社会奉仕活動を選ぶことができる。

リシ・スーナク首相は、イギリス全土での同制度義務化により、新型コロナウイルスのパンデミックで生まれた「国民精神」を育むことにつながると述べた。

最大野党・労働党は、「絶望的」かつ「資金不足」だとして、この計画に反対している。ナショナル・サービスの再導入には、約25億ポンド(約4800億円)の予算が必要とされている。

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「国民精神」という言葉が恐ろしい。

スーナク首相の意図は何だろう?

国民国家と民主主義、この両方の定義や使われ方も、本当は吟味されなければいけないのだが、、。

平和に暮らす多くの日本人は、どのくらい危機感をいだいているのだろうか?

 

2024年5月17日(金)

気になっていた映画″オッペンハイマー″を観て来た。

いつもと同じく、作品の事前情報をなるべく入れないようにして出かけた。原子爆弾は戦争を終わらせるために必要だった、という意見が多いというアメリカで、オッペンハイマーをどのように描くのか、、、興味津々で。

結果は、オッペンハイマーに対する判断は観客に任せる、、という事らしい。

ナチスとソ連と戦後のアメリカのレッド・パージetc.、、歴史的、政治的背景を知らないと難しい映画かもしれない。

原子爆弾製造の賛否は横に置くとして、オッペンハイマーと彼を取り巻く人間ドラマとして、3時間あっという間で、見応えのある映画だった。

オッペンハイマーも優秀な物理学者だったけれど、原子爆弾を作ってしまった事で政治的倫理的な立場が批判される。核兵器は本当に戦争の抑止力なのだろうか?

 

以前から気に入って読んでいる、物理学者カルロ・ロヴェッリの本。

3冊目は『規則より思いやりが大事な場所で』(NHK出版)。エッセイなので読みやすい。物理学者だけれど、哲学的であり政治的でもある。(『時間は存在しない』はちょっと難解。『世界は「関係」でできている』はお勧め。量子物理学なんて難しいけれど、それでも私たちと無縁の世界の事ではない。)

 

(最近、様々な理由でブログが書けないでいる。でも、アサーティブに考えれば、書けない時は無理して書かない、それでいい。)

2024年4月21日(日)

 

古賀さんの話を聴いて、そんなに危険な約束をしたのか?と思い、

仕方なく岸田首相の米議会での演説を官邸ホームページで英語と日本語で読んだ。(スピーチを聞く気にはならないから。)

確かに、安倍さん以上に、アメリカ(とくにバイデン政権に擦り寄って)どこまでもポチをやりますという内容だった。

令和6年4月11日 米国連邦議会上下両院合同会議における岸田内閣総理大臣演説 | 総理の演説・記者会見など | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)

100652738.pdf (mofa.go.jp)

100652739.pdf (mofa.go.jp)

TVマスコミでの取り上げ方が、肯定的だったからか、イメージ操作で、日本での支持率が上がったそうだが、果たして何人の人が、オリジナルの演説を聞いたり読んだりしたのだろう?

この演説に対して、あまりにもバイデンべったりで、もしトラ、の場合、どうするのだろう、という

テレ朝の記事、面白かった。記事の締めくくりだけ引用。

(麻生さんが慌ててトランプに会いに行くのはそのためかしら?)

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実は“反トラ”だった岸田総理の米議会演説~現場で見えた3つの「アンチテーゼ」 (テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース

防衛費をGDPの2%に倍増させ、反撃能力も備えた日本は、アメリカとともに、世界のどこへでもかけつけ、課題の解決に取り組むという、保守・タカ派的メッセージと、自由で民主的な価値に基づき、国際協調を重視し、核兵器のない世界まで志向する、リベラル・ハト派的メッセージが入り混じる。 タカ派とハト派。政治家・岸田文雄に、この一見して相反する2つの価値が、それぞれ内在していることが、今回の訪米は分かりやすく教えてくれる。 さて、復活を目指すトランプ氏が、この演説をどう聞いたか。

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2024年4月14日(日)

イランがイスラエルを攻撃のニュース。

ラマダン休暇も明けて、中東で対イスラエルの軍事行動が広がるのだろうか?

そもそも欧米(ソ連も含めて)がユダヤ人差別でイスラエルという国を作ったことが元凶の中東戦争。シオニズム運動も、ユダヤ人の発案とは言え、欧米諸国の都合で広がったし、ナクバ以降70数年も続くイスラエルによるパレスチナ人民族浄化を黙認してきたのは、欧米や日本も含む西側諸国。

ウクライナ紛争とイスラエル‐パレスチナ問題によって、米欧中心の世界体制ががらがらと崩れていくのが明白になっている。欧米(日本を含む同盟国)のマスメディアのインチキ報道もネット世界での情報によって露呈してきている。(未だにTVや新聞だけしか見ない多くの日本人は気が付かないままだが、、)トランプが勝ってもバイデンが勝っても、イスラエル‐パレスチナ問題は解決しないように思う。

ウクライナも米国の仕掛けた対ロシア代理戦争でボロボロ。ヨーロッパ諸国も疲弊。

次は、台湾有事を煽って軍事費増強日本の凋落が加速する。

一人一人が、プロパガンダや大本営発表に騙されない賢さを持たなければ‼‼

大変化の時代を生き抜くのは困難至極である。

2024年3月23日(土)

′バターナイフ利上げ ′?

面白い表現だ。読んでみると、なるほど~。

バターナイフはナイフのように切れ味はよくない!

forbsの記事の出だしと、終わりだけ引用すると、、

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植田日銀の「バターナイフ利上げ、市場は無視し円安・株高進む (msn.com)

 

日本の金利がどこへ向かうのか世界の投資家が手がかりを探るなか、ひとつ言えることがあるとすればこうなるかもしれない。日本銀行にもそれはわからないと。

日銀は19日、長年にわたって市場をじらし続けてきた末に、世界で最後となっていたマイナス金利政策をついに終わらせた。マイナス0.1%としていた政策金利を0〜0.1%程度に引き上げた。植田和男総裁のチームはさらに、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)政策も取り払った。

ところが、市場の反応はつれなかった。日銀の措置をあざ笑ったとさえ言えるかもしれない。植田の政策転換で円が急騰するのではないかという懸念をよそに、円の対ドル相場は1.5%超下落した。他方、日本株の強気派はむしろ、やや勢いづいた。理由は、この「利上げ」の意味がすでに失われているからだ。

日銀ウォッチャーのメディアが19日の決定を仰々しく報じたのは、理解できなくもない。本当に劇的なことが起こるのを17年も待っていた人たちなら、まるで金融の世界の構造が大きく変わったかのように反応してしまってもおかしくはない。

現実はというと、日銀はこれ以上信用を失わないように最低限のことをしたにすぎない。植田が2023年に日銀総裁に就任してから、世界のマーケットは日銀の量的・質的金融緩和の打ち切りに幾度となく備えていた。だが、日銀は何度もそれをためらい、先延ばしにしてきた。

その日銀も世界のマーケットに追い込まれるかたちで、ようやく金利を少しばかり調整した。日経平均株価が過去1年で約51%上昇し、労働者の賃上げ率が33年ぶりの高さになるなかで、現状維持の立場を続けるのはもはや不可能になったというわけだ。

***

サマーズは昨年、植田を「日本のバーナンキ」と呼んだ。バーナンキは1920〜30年代の米国のデフレやハイパーインフレの研究などでも知られる。だが、当時、あるいは1980年代、1990年代、2000年代、コロナ禍の時期の危機から得られる教訓で、日銀にとって今日すぐ役立つようなものはほとんどない。つまり、植田のチームは、自分たちで方策を考え出して状況に対処していかなくてはならない。

日銀が賢明に行動すると願うばかりだ。さしあたり、持ち出したのがバズーカ砲どころかバターナイフでは誰も驚かないとだけ言っておこう。とくに、ますます強気になっている日本株の強気派は目もくれまい。

forbes.com 原文

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arctimesで金子さんが詳しく説明していたが、

ゼロ金利解除と言いつつ、金融緩和を止めない。

デフレ脱却のための金融緩和だったのに、インフレになっても続けるのは軍事費を増強するため。(そして、このことは大手マスメディアは決して報道しない)

結局、国民は本当の事を知らされないまま破局に向かう。

全く、TVと新聞だけで情報を得ていると、とんでもないことになる。

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株価についてはIWJの田代さんの説明が良くわかる。

確かに日経平均株価に何の意味もない。人々を煽ったりミスリードするための数字のようだ。#####

 

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経済の話は、難しいけれど、ゼロ金利解除したのに円安が進むのは何故?という疑問ぐらいは、私も思った。

円安で物価は軒並み高騰、賃上げも一部大企業(多くは円安で海外の稼ぎが増えているだけ)だけ。日本は経済的にもどんどん貧しくなっているのに、軍事費だけ増やす。しかもローンでアメリカの武器を買う。若い人たちが、この国の将来に希望を持てないのも無理はない。