福祉施設送迎の運転について考える -6ページ目

福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転手をしています。高齢者や障害者の身体に負担のないように運転するにはどうしたらいいのか考えてみます。

予測運転はかもしれない運転ともいいます。
次の路地から自転車が出てくるかもしれないからスピードを落として走ろうなど次に起きそうな事象を予測して運転することです。
予測運転を続けていると予測の引き出しが増えより安全に運転できるようになります。
また、運転している時の予測もありますが運転前に道路状況を予測することもできます。例えば2、3日降り続いた雨が昼に上がった時は、買い物にでかける主婦や外で遊ぶ子供が増えるので帰りの送迎での運転に注意が必要です。
運転経験が長く事故を起こさない運転手は自分で経験した危ない場面からいろいろ予測しなが運転しているはずです。運転経験が浅い人は予測運転の引き出しが少ないので謙虚に運転し危ない場面に遭遇したらひとつずつ予測の引き出しを増やせばより安全に運転できるようになります。
合流地点や渋滞時の車線変更では入れてくれる車や絶対に入れない車を目にします。
横から進入する車があるときは基本的に譲るようにしたほうが安全に走行できます。
時に強引に横から進入する車と絶対に入れない車で車体がスレスレになっている状況を見ます。
譲ってもらう時は、窓を開けで挨拶すれば入れてもらえる確率が上がります。
入れる方も、窓を開けて挨拶されたら入れてあげたくなりますね。
入れる時、譲る時は車を運転すれば皆、順番で回ってきます。譲り合いの気持ちで運転しましょう。
譲る時にひとつ気をつけなくてはならないことがあります。渋滞時に直進で交差点の前に自分がいます。
直進の信号は青です。その時、右折車に道を譲ると自分の車の左からバイクが直進し事故になるケース
があります。いわいるサンキュー事故です。私はこのケースの場合は一旦譲りません。左後ろを確認して
バイクが来ないことまで確認してから譲るようにしています。
逆にこのケースの右折の場合、直進の車の横からバイクが来ないこと確認して右折しましょう。
譲ってもらった後は、せっかく譲ってもらったので早く動かなきゃという気持ちになりがちです。
確認不足になりやすいのでゆっくり確認してから車を動かしましょう。
出発の準備が遅れたり、渋滞で運行が遅れることは良くあることです。
その時、気持ちが焦ってついスピードを出したくなりますね。
利用者さんの到着時刻に少し遅れることと安全とではどちらを優先しますか。
もちろん安全ですね。少し遅れた時は、「申し訳ございません。遅くなりました。」とお迎えの家族に謝れば良いのです。
運転をしているといろいろな場面で選択を迫られます。その時、安全を優先して選択して下さい。
例えば、高齢者が車の前を歩いています。その歩行者を先に行かせるか車が先に行くかは、その時の状況で安全な選択をするということです。
送迎中の事故は全て運転者の責任になります。急がせた施設の偉い人も、段取りが悪く出発を遅らせた職員さんも責任は生じません。
仮に歩行者をはねて死亡させればその場で手錠をかけられ逮捕されます。運転をすることは責任が重いのです。
何よりも安全を優先しなくてはいけませんね。