何よりも安全を優先する | 福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転手をしています。高齢者や障害者の身体に負担のないように運転するにはどうしたらいいのか考えてみます。

出発の準備が遅れたり、渋滞で運行が遅れることは良くあることです。
その時、気持ちが焦ってついスピードを出したくなりますね。
利用者さんの到着時刻に少し遅れることと安全とではどちらを優先しますか。
もちろん安全ですね。少し遅れた時は、「申し訳ございません。遅くなりました。」とお迎えの家族に謝れば良いのです。
運転をしているといろいろな場面で選択を迫られます。その時、安全を優先して選択して下さい。
例えば、高齢者が車の前を歩いています。その歩行者を先に行かせるか車が先に行くかは、その時の状況で安全な選択をするということです。
送迎中の事故は全て運転者の責任になります。急がせた施設の偉い人も、段取りが悪く出発を遅らせた職員さんも責任は生じません。
仮に歩行者をはねて死亡させればその場で手錠をかけられ逮捕されます。運転をすることは責任が重いのです。
何よりも安全を優先しなくてはいけませんね。