利用者さんを乗せて走る | 福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転手をしています。高齢者や障害者の身体に負担のないように運転するにはどうしたらいいのか考えてみます。

利用者さんは主に高齢者か障害者です。
初めて利用者を乗せて運転することになると緊張して当たり前です。道順や到着時刻の事で頭が一杯になるはずです。
利用者さんを乗せるということは利用者さんの命を預かるということです。安全に移動できると利用者さんは信じて乗っています。
家族を乗せている時に少しスピードを出し過ぎて注意されたり、友達との話しに夢中になりヒヤッとした事もあったかもしれません。利用者を乗せてこのような事があってはいけません。乗っているひとに不安を抱かせないよう運転しなくてはいけません。
中には運転が得意でないのに運転業務を任され憂鬱な気持ちになっている人もいるかもしれません。
運転免許を持っているということは基本的な運転技術があるということです。実際、交通事故の原因で操作ミスによるものは意外と少ないのです。安全確認や運転に集中するだけで多くの事故は防げるのです。運転の心がけで送迎の安全度が高まる事を理解して下さい。
また、利用者さんは段差の衝撃等で身体に負担がかかります。揺らさない運転を心がけて下さい。