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福祉施設送迎の運転について考える

福祉施設送迎の運転手をしています。高齢者や障害者の身体に負担のないように運転するにはどうしたらいいのか考えてみます。

利用者さんは主に高齢者か障害者です。
初めて利用者を乗せて運転することになると緊張して当たり前です。道順や到着時刻の事で頭が一杯になるはずです。
利用者さんを乗せるということは利用者さんの命を預かるということです。安全に移動できると利用者さんは信じて乗っています。
家族を乗せている時に少しスピードを出し過ぎて注意されたり、友達との話しに夢中になりヒヤッとした事もあったかもしれません。利用者を乗せてこのような事があってはいけません。乗っているひとに不安を抱かせないよう運転しなくてはいけません。
中には運転が得意でないのに運転業務を任され憂鬱な気持ちになっている人もいるかもしれません。
運転免許を持っているということは基本的な運転技術があるということです。実際、交通事故の原因で操作ミスによるものは意外と少ないのです。安全確認や運転に集中するだけで多くの事故は防げるのです。運転の心がけで送迎の安全度が高まる事を理解して下さい。
また、利用者さんは段差の衝撃等で身体に負担がかかります。揺らさない運転を心がけて下さい。
毎日、同じ時間に同じ道を走っていると注意しなくてはいけない場所や路面の凹凸まで分かってきます。
安全度は走るたびに高まってきます。
ただここには落とし穴があります。
100回走って何もなかった場所で101回目に自転車飛び出して来る場合があります。このような状況の時は対応が遅れます。それは100回走って何もなかったと過信かあるからです。
道路は生き物のような物です。同じ時間の同じ道でも状況は同じとは限りません。
過信や油断は慣れた時に現れます。初心を忘れないようにいつまでも安全運転出来るようにしていきたいものです。
車椅子のマークのシールを付けた車が猛スピードで走っていたらどうでしょう。「どこの施設の車だ!」と思ってしまいますね。
車椅子のマークはこの車はゆっくり安全に走りますよと宣言しているのと同じです。
スピードを出すと安全確認をする時間が短くなり確認不足になりがちで事故につながります。また、事故を起こした時の衝撃も大きくなります。速度が2倍になると衝撃は4倍になります。速度を控えたほうが良い理由はここらへんにありそうですね。
ベテランの二種免許の運転手の中にはスピードをだすけど事故を起こさない人もいるのも事実です。彼らを見ていると確認が早く確実です。運転経歴を重ね習得したのでしょう。
私はゆっくり走る方が性分に合っているのでこれからもゆっくり走ります。