母が毎朝散歩をするのですが、大変寒そうで。
長いマフラーは、めんどくさがりの母は着けないし、落ちる度に掛け直すのも煩わしかろうと急遽スヌードを編んでプレゼントしました。



以前編んだ「表あみだけであむぼうしとマフラー」の引きそろえスヌード。




自分用に編んだのはこちら↓

スリットが入っているので肩に馴染みやすく、ボリューム抑え気味で軽いのに首回りをしっかりカバーしてくれるのでとっても暖かい。
なにより、簡単。

母のスヌードも昨日一日で編めました。


毛糸は、上部はリッチモアのカシミアの白2本とチャコールグレー1本での3本引き揃え。
下部はスキーのマーメイド1本とリッチモアのカシミアの白1本での2本引き揃え。

マーメイド2本引き揃えでもモコモコして可愛い気がしましたが、カシミアとの引き揃えだと織りのように見えて面白く、母好み。

リッチモアのカシミアは少し高価ですが、父が抗がん剤治療して髪が抜け落ちた時に編んであげたチャコールグレーのニット帽の余り糸と、入院中に靴下を編んであげようとして挫折した白が残っていました。
母のために使うと、父も喜ぶかなと。
チクチクしないので首回りに使うのに最適。
チャコールグレーと白の引き揃えがモダンな編み地になって更に母好みとなりました。


思った通り、すごく気に入ってくれて今日早速仕事に着けていってくれています。
現在手編み4作品を編み散らかしている私ですが、日暮里繊維街の冬のセールが開催されているとのことで母と行ってきました。

私のメインはこちら↓

グレー&白の生地と、キャメルのポコポコ生地。

グレー&白はこのようにとても立体感があります。
これでタンク型のワンピースを作りたいのですがどうなることやら…。
ポコポコ生地では羽織りかなにか作りたい。


あと、店先のワゴンに出ていた500円生地↓

ネイビー&ブラックの細いコーデュロイ生地と、ベージュラインの入ったチェック生地。

500円だけれど、コーデュロイはコットン100%だし、チェックはウール75%でいずれも手触り良し。
良いお買い物!
コーデュロイでトップス、チェックでパンツを作る予定。


母のメインは↓

ネイビーのポコポコ生地は私と色違い。


この生地もかなり技巧的で、立体感がありダブルフェイスになっています。

500円ワゴンではこちら↓

見分けつかないけど、微妙に色違いです。伯母とお揃いのベストを作るみたいです。


冬物生地が10~30%引きで購入出来たのでかなりお買い得!


ふー、猫の手も借りたい冬です。
萬斎inセルリアンタワーを拝見しました。

青山一丁目まで来て職場に眼鏡を忘れたのを思い出し、引き返して大慌て。大汗かきながらセルリアンタワー能楽堂へ。
国立能楽堂の方が趣があって好きかなぁ。


お話が上手な萬斎さんなので、たっぷりのトークがとても楽しい。

見所からの質問を受けて扇を使った型を見せて下さったので、扇大好きな私は釘付け。
先日、山中一馬さんがワークショップで見せて下さった月扇も!
流れで観るのも世界に浸れて良いけれど、このように型を取り出して詳しく見せて下さると、ひとつひとつの美しい型の集積でひとつの舞台が作られているのだな~と改めて理解出来ます。


また、50歳になられて狂言師を全うする覚悟が出来て不惑の思いだが、興味あることは体験せずにはいられないから、狂言一筋な万作さんとは違う在り方になるかもというようなお話をされていて、思うところがありました。

ちょうどこの日、職場でウィリアム・モリスに関するセミナーを受けたのですが、モリスが「のちの者へ渡す預かりものをしている。継承していくには、のちの者のパッションになるような仕事をしなくては。」みたいなことを言っていたそう。

狂言も、全く同じスタンスで一切違いの無い狂言師が続くだけでは継承されないのですよね、きっと。
ストイックにミリ単位で磨きあげていかれる万作さんの芸。多彩な世界のエッセンスを血肉とすることで狂言に還元していく萬斎さんの芸。
狂言師ごと様々なスタイルをとっていったとしても、狂言に昇華されてこそ継承されていくのではないかなぁと。
そして、誤った昇華にならないためにも、プログラミングの経験が大切なのかもなぁと。

徹底的に個性を抑えこまれる師匠からのプログラミングという下地がある前提で、継承する際には高度な個性が必要になるような。


大変なお仕事だなー!

凡人の私もそれなりに大変だけれども…。




「鬼瓦」石田幸雄、月崎晴夫

石田さん演じる主人が無邪気で可愛い…!
月崎さんの、主人に対して軽めな(言いたいことは臆することなくはっきり言う)太郎冠者も面白くて、それがあるからなおのこと主人の無邪気さが際立っていたよう。
因幡堂見物、楽しかった!
想像力を掻き立てられるというのは古典芸能ならでは。本当に楽しい。
最後なぜ笑い留めになったかがいまいち分からなかったから、復習しなくちゃ。


「三人片輪」野村萬斎、飯田豪、高野和憲、深田博治

これ…ゴールデンメンバーなのでは!
博打打ちの三人(萬斎さん、高野さん、深田さん)の息がピッタリで、仲良し三人が羽目を外して遊んでいるような賑やかな雰囲気に、男性の友人関係っていいな~と羨ましくなりました。
飯田さんの貫禄ある無表情な主人がまた博打打ち達と対照的で!メリハリ。
現代では不適切とされる言葉に始めはたしかに少し戸惑いましたが、そこはやはり狂言。観ていく内に温かみ、優しさある世界で気持ちよく笑えました。


年の瀬の12月を楽しく始めることが出来て嬉しいです。
大切に過ごしましょ。